コップに半分入っている水を見て「半分もある」と思うか「半分しかない」と思うかで楽観主義と悲観主義に分かれる―とは再三引用する警句だが、コップ半分の水が「事実」であり、それをどう思うかは個人の自由であり、その人の「真実」。果たして多いと言えるかどうかなどの判断材料を提供するのがジャーナリズムと言えようか。同じ半分でもT(時間)P(場所)O(場合)で意味(価値)は違ってくるからである。
伊勢新聞「大観小観」
2013年12月25日付け(朝刊)
伊勢新聞「大観小観」
2013年12月25日付け(朝刊)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます