縦走二日目
朝、テントをたたんでいるときに小雨がパラパラ。それでも無事に終えて出発。
弁当をもらった。ちらし寿司。なかなか美味そうだった。
三条の湯から北天のタルに向けて6:00に出発した。
ここの中ノ尾根コースは初めて通るが、坂がきつく大変だった。
水場がちゃんとある。2011の山と高原地図にはこの水場はのっていないが、2012の地図にはある。できるだけ新しい地図の方が良い。
北天のタルから飛龍権現までは、ゴールデンウィーク前半に、既に通っている。前半の時はまだ雪が残っていたが、今回はすっかりなくなっていた。
飛龍山の頂上は、展望もなくまったくおすすめしない。最近はいつもとばす。
しかし、禿岩はいくだけの価値がある。飛龍権現から3分くらい西に行く。
写真は取らなかったが、展望はすばらしい。
将監小屋。12時半ごろ着いた。三条の湯から6時間半くらいかかった。
地図の標準コースタイム(小屋泊装備)が5時間半くらい。私たちはテント泊装備だからかなり遅れるはずである。それにしては、まあまあのペースだった。
テントを張って、休憩した。
だが、まだ早いので、荷物を置いて和名倉山方面に向けてハイキングに行った。東仙波まで行くつもりだったが、リンノ峰でやめて帰ってきた。
戻って、山の神土付近で、唐松尾山方面から来た人と少し話をした。
これから向かう方面からきた人を話しをするのは、重要である。道の具合がどうかとか、何か変わったことがなかったかとか、情報を得るためである。だから、すれ違う人と気持ちのいい挨拶をするのが、山の鉄則である。
よく考えたら、日常生活でも同じ事。礼儀正しい挨拶は自分の身を守る。
その人の情報によれば、西御殿岩の眺めが最高だということであった。奥秩父で一番とも言っていた。
明日、そこを通るが、時間の関係で今日行ったほうがいいと判断し、その日にすぐ行った。
次の日の天候を考えると、それが結果的によかった。
山の神土から30分くらい唐松尾山方面に向かうと、この標識がある。
そのあとは、赤いテープを見失わないように進む。来た方向を戻るような感じで進むから注意。
たまに、赤いテープが見当たらない箇所があるが、根気強く探すとかならずある。
途中、ガレ場があってそこを渡る感じになる。そこのところが少しわかりづらい。注意。
迷わないように。
ちょっとこの写真のような岩場があって危険な箇所がある。怖いが、三点確保をしながら、気をつければなんとか登れる。
今回の登山で一番怖い箇所だった。
もしここを通られる方は、行くことをお薦めする。確かに奥秩父一番の展望という言葉がよく分かる。
ただ、道が荒れているので注意すること。