フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

菅総理の支持率が下がってますね

2020年12月17日 07時00分00秒 | 社会・政治・思想哲学

政治の話の前に、ちょっとした言葉について考えてみましょう。

「自由とは、他者から嫌われることである」

これは、心理学者アドラーの言葉です。

アドラー心理学のポイントは、「すべての悩みは人間関係である」というところですね。

人間関係のおいて、承認欲求を満たそうとすると、自分の思い通りにいきません。

人に認められたいと思ってばかりいると、人に合わせるだけの人生になってしまいます。

そこで、自分らしく生きるために、嫌われる勇気が必要になるのです。

嫌われたっていいや、自分のやりたいことをやろう、そう考えることが大事です。

自己中心的になるのではなく、自分も他人も幸せになるように行動しますけど、

その過程で、嫌われることを恐れないという意味ですね。

そうすることで、自由を手にすることができます。

ここで、政治家に目を向けて見ましょう。

僕は、政治家は喧嘩できないとダメだと思っています。

喧嘩に弱いと魅力がないです。弱いやつは政治家をやめたほうがいい。

政治は利害のぶつかり合いですから、

それを調整しつつ、自分の主張を押し通していかなければなりません。

なぜ、菅さんが官房長官のときに人気があったのか。

それは、何を言われても毅然とした態度を崩さなかったからです。

喧嘩が強かったからです。

今はどうですか?

マスコミに叩かれるのは最初から分かっている。

野党に叩かれるのも分かっている。

党内には、自分と意見の違う人間もいる。

国民の中に、自民党と聞いただけで嫌悪感を抱く人間がいる。

もうね、最初から嫌われる運命にあるんですよ、総理になった瞬間に。

僕は最初は嫌いではなかったです。

しかし、中国に対する弱腰な態度を見たとき、これはダメだなと思いました。

僕なら、あの場面で、反射的に喧嘩モードに入ります。

おい、なめるなよと(心の中でね)。

嫌われてもいいから、自分がなんのために政治家になったのかを、もう一度、真摯に考えてみることです。

中国共産党の脅威から国民を守ること、

国民の生活が向上するための施策、

経済とコロナのバランスを図ること。

支持率が下がってうろたえるのではなく、一桁になっても、国民のことを考えて行動することです。

だって、そのために政治家になったのでしょ。

国民に嫌われても、自分のやりたいことをやる。

誰かと喧嘩になってもです。

そうすることが、起死回生の方法だと思うんですけどね。

そうじゃないと、短命政権ですね。あれではもちません。

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