旭地区のさくら村で、何回目かのお試し会を開きました。
雨の降った日の翌日だったこともあり、火の付きがちょっと悪かったのですが、だんだん窯焚きに慣れてきたスタッフのおかげで、ほぼ2時間後には400度近くにまであがり、理想のピザ焼き温度になりました。
この日のメニューはまず、カルツォーネ。餃子型のピザです。
ゆでた白いんげんにタマネギ、キノコを入れて窯の中で蒸し煮。だいたい柔らかくなってきたら、セイタカアワダチソウとハルジオンの葉と花を投入。
生地を伸ばして、半面に具材を載せてチーズを散らし、折り曲げて止めて焼きます。普通のピザの倍の厚さになるので、時間がちょっとかかります。
かといって、入れすぎると、こんな風に。
窯を暖めているときに窯の中に入れて置いた水と桑の葉。きれいな色のお茶になっていました。
蓋つきの天板のような平たい鍋に入れて焼いたジャガイモ。焦げましたが、とてもおいしい。
石窯では初めて焼いた、アンティマキのジャムスコーン。スタッフが持ってきてくれた自家製のキウイジャムとリンゴジャムを載せて焼きました。右手前のスコーンの裏は、じつは真っ黒。
最後は、前回の会の折に要望のあったタマネギクラッカーを焼きました。焦げたところとそうでないところがまばらですが、なんとかサクッとしたクラッカーになりました。
カルツォーネもスコーンもクラッカーも、今回は焼きすぎの箇所が多すぎましたが、不思議ところ焦げでも食べられました。かろうじて炭になる前に救出できたということなのでしょう。
さくら村の石窯は小さいからこそささっと物が入れられて、様子を見ることのできるという良さがります。それにかかわっている人みんなが覗いたり、窯の中をいじったりも手軽にできるところがいいところです。もう少しなれると、野外にある台所の火元の一つくらいに、気軽に使えるようになりそうです。
この日のメニューのうち、カルツォーネとタマネギクラッカーを作る会を、ガキ大将大将養成講座に通う子供たちのお母さんたちといっしょに、近々開くことになりました。またまた失敗するかもしれませんが、失敗も笑って楽しんでいただける会になるといいなとおもっています。