渥美半島の先端近くの町で農業を営んでいる友人のOさんから、とれたてのブロッコリーが届きました。
みずみずしい! そして重い! こんもり山になった形がかわいい、すばらしい出来の野菜です。Oさんの住む渥美では、キャベツ畑が多いそうですが、ブロッコリー畑もちらほら点在しているそう。Oさんは、「家庭菜園に毛が生えた程度」の規模での露地栽培を手がけているそうです。彼女の家の主要作物はイチジク。以前送ってもらったイチジクで作ったジャムはおいしかった!(コチラ→)
さっそくお礼の電話をすると、Oさんいわく、「出荷できない規格外品を送ったのよ」。形はいいし、色もいい。いったいどこが規格外に当たるのか、不審に思っていると、続けて彼女はこういいました。
「緑色の山の一部に紫色の部分があるでしょ? あれは野菜の中のアントシアニンが出たものなのだけれど、あれが出ているブロッコリーは引き取ってもらえないのよ。ほんとは、あの紫色のところがおいしいのに」
彼女が卸している出荷先は農協ではないそうですが、規格はすべて農協に準じているため、売れない野菜の烙印が押されたのだそうです。
「こんな立派なブロッコリー、こちらの直売所だったら飛ぶように売れるよ」と私。紫色のブロッコリーも存在するのに、緑色のブロッコリーはあくまで緑でないといけないなんて、消費者は思いません! おいしくて手ごろな値段で、新鮮で安全な作り方がされていればいうことはないのに、なぜ、規格外としてはじかれるのか不思議です。
最近、ネット上で、規格外の野菜がたいへん人気を呼んでいると聞きます。やはり、私のように思っている消費者が多いのでしょう。いつも思うことですが、売りたい人とほしい人がうまく出会える場所がもっともっとあったら、幸せなのに。
ところで、いただいたブロッコリーはなんと露地栽培! まだわずかながら雪が残っている愛知県北部の山里の住人としては、南の渥美は考えられないあたたかさです。渥美で生まれ育ったOさんは、以前、雪などほんの数回しか渥美で見たことがない、と言っていましたが、今年は2回もうっすら積もったとか。天候不順のせいもあって出荷時期がずれたブロッコリー、しばらく食膳をにぎやかにしてくれそうです。
みずみずしい! そして重い! こんもり山になった形がかわいい、すばらしい出来の野菜です。Oさんの住む渥美では、キャベツ畑が多いそうですが、ブロッコリー畑もちらほら点在しているそう。Oさんは、「家庭菜園に毛が生えた程度」の規模での露地栽培を手がけているそうです。彼女の家の主要作物はイチジク。以前送ってもらったイチジクで作ったジャムはおいしかった!(コチラ→)
さっそくお礼の電話をすると、Oさんいわく、「出荷できない規格外品を送ったのよ」。形はいいし、色もいい。いったいどこが規格外に当たるのか、不審に思っていると、続けて彼女はこういいました。
「緑色の山の一部に紫色の部分があるでしょ? あれは野菜の中のアントシアニンが出たものなのだけれど、あれが出ているブロッコリーは引き取ってもらえないのよ。ほんとは、あの紫色のところがおいしいのに」
彼女が卸している出荷先は農協ではないそうですが、規格はすべて農協に準じているため、売れない野菜の烙印が押されたのだそうです。
「こんな立派なブロッコリー、こちらの直売所だったら飛ぶように売れるよ」と私。紫色のブロッコリーも存在するのに、緑色のブロッコリーはあくまで緑でないといけないなんて、消費者は思いません! おいしくて手ごろな値段で、新鮮で安全な作り方がされていればいうことはないのに、なぜ、規格外としてはじかれるのか不思議です。
最近、ネット上で、規格外の野菜がたいへん人気を呼んでいると聞きます。やはり、私のように思っている消費者が多いのでしょう。いつも思うことですが、売りたい人とほしい人がうまく出会える場所がもっともっとあったら、幸せなのに。
ところで、いただいたブロッコリーはなんと露地栽培! まだわずかながら雪が残っている愛知県北部の山里の住人としては、南の渥美は考えられないあたたかさです。渥美で生まれ育ったOさんは、以前、雪などほんの数回しか渥美で見たことがない、と言っていましたが、今年は2回もうっすら積もったとか。天候不順のせいもあって出荷時期がずれたブロッコリー、しばらく食膳をにぎやかにしてくれそうです。