最近脚光を浴び始めた稲武のブルーベリーですが、10年ほど前、温泉と直売所の観光施設・どんぐりの里いなぶが、温泉の前の休耕地を使ってブルーベリー栽培を手がけたのが、そもそもの始まりです。当時は、まだあまりなじみのない果樹の栽培が地元の人の目に触れる場所ではじめられたので、賛否両論いろんな声が飛び交ったと聞きます。
4年前、ブルーベリーレーンいなぶが開園し、マスコミで大きく取り上げられました。どんぐり横丁でも、自園の実のほか、地元の生産者たちが販売を始めるようになったこともあって、しだいに、稲武はブルーベリーの里として名を馳せるようになってきました。
10年ほど前から、どんぐり温泉と足並みをそろえる形で栽培を始めていた石橋徹さん・佳子さん夫婦も、3年前、稲武地区大野瀬町のブルーベリー畑を、摘み取り園としてオープンしました。名前はまいにちブルーベリー。「健康によくておいしいブルベリーを毎日食べてほしい」という願いからつけられたそうです。
こちらのブルーベリーは、農薬も化学肥料も使わない特別栽培で作られています。草地の中にブルーベリーの林が続いているのが、自然でいい雰囲気。
今年はことのほか豊作だそうで、たわわに実っています。種類によってはっきり味が違うので、園内をあちこち食べて回るうちに、おなかいっぱいになりそう。
虫除け・鳥除けのため、園内全体を網で覆ってあります。外から見たら、巨大な白い蚊帳。でも、中に入ると意外に圧迫感がなく、むしろ、遠くの視界がさえぎられている分だけ、近くにあるブルーベリーの木々が強い印象を与えるように思います。なにより、ハチに刺される心配をしないですむのがうれしいことです。
まいにちブルーベリーの農作業や土木作業は、石橋さん夫婦とそのお友達、たまにやってくるボランティアの力でなされています。昨年は、この小屋を石橋徹さんがほぼ一人で作りました。小屋の中に立っているのが徹さん。
園のそばには、こんなすばらしい小さな渓谷があります。訪れた子供たちが、この沢から道端に流れ出ている水に手をつけて、楽しそうに遊んでいました。
ところで、この園は毎年7月下旬には閉園していますが、今年はもしかしたら8月初旬も開園できるかもしれないということです。まいにちブルーベリーのHpでご確認のうえ、お出かけください。なお、まいにちブルーベリーについては、昨年の夏、三河の山里便りに詳しく紹介されています。
さて、もうひとつ、稲武には大きなブルーベリー園があります。野入町にある三木さんの畑です。三木さん一家は4年前、この稲武の地に移住し、念願のブルーベリー栽培を始めました。そして定植して3年目の今年、やっと実をならせました。植えて2年もすれば実はできるのだそうですが、木を丈夫に育てるために、これまであえて花芽を摘み、実をならせないようにしてきたのです。
元気に実った大きな果実。食べ応えがあります。今年は、自家用と加工品にするためだけに収穫しています。
チップがたっぷり敷かれ、大切に育てられている様子が伝わる、三木さんのブルーベリー。山あいの棚田を土壌改良して、ブルーベリーに適した土地に変えました。周りには人家も大きな道もなく、しんと静まり返っています。森に囲まれたこの農園は、稲武の中でもとくに私の好きな場所のひとつです。
三木さんのブルーベリーの生果は、来年以降販売の予定です。奥さんの和子さんは、ユニット「スリーツリーズ+」のメンバー。アンティマキといっしょに活動を始めています(コチラ→)。彼女が作ったブルーベリーのコンフィチュールは、今度の福蔵寺のご縁市で販売します。乞うご期待。
4年前、ブルーベリーレーンいなぶが開園し、マスコミで大きく取り上げられました。どんぐり横丁でも、自園の実のほか、地元の生産者たちが販売を始めるようになったこともあって、しだいに、稲武はブルーベリーの里として名を馳せるようになってきました。
10年ほど前から、どんぐり温泉と足並みをそろえる形で栽培を始めていた石橋徹さん・佳子さん夫婦も、3年前、稲武地区大野瀬町のブルーベリー畑を、摘み取り園としてオープンしました。名前はまいにちブルーベリー。「健康によくておいしいブルベリーを毎日食べてほしい」という願いからつけられたそうです。
こちらのブルーベリーは、農薬も化学肥料も使わない特別栽培で作られています。草地の中にブルーベリーの林が続いているのが、自然でいい雰囲気。
今年はことのほか豊作だそうで、たわわに実っています。種類によってはっきり味が違うので、園内をあちこち食べて回るうちに、おなかいっぱいになりそう。
虫除け・鳥除けのため、園内全体を網で覆ってあります。外から見たら、巨大な白い蚊帳。でも、中に入ると意外に圧迫感がなく、むしろ、遠くの視界がさえぎられている分だけ、近くにあるブルーベリーの木々が強い印象を与えるように思います。なにより、ハチに刺される心配をしないですむのがうれしいことです。
まいにちブルーベリーの農作業や土木作業は、石橋さん夫婦とそのお友達、たまにやってくるボランティアの力でなされています。昨年は、この小屋を石橋徹さんがほぼ一人で作りました。小屋の中に立っているのが徹さん。
園のそばには、こんなすばらしい小さな渓谷があります。訪れた子供たちが、この沢から道端に流れ出ている水に手をつけて、楽しそうに遊んでいました。
ところで、この園は毎年7月下旬には閉園していますが、今年はもしかしたら8月初旬も開園できるかもしれないということです。まいにちブルーベリーのHpでご確認のうえ、お出かけください。なお、まいにちブルーベリーについては、昨年の夏、三河の山里便りに詳しく紹介されています。
さて、もうひとつ、稲武には大きなブルーベリー園があります。野入町にある三木さんの畑です。三木さん一家は4年前、この稲武の地に移住し、念願のブルーベリー栽培を始めました。そして定植して3年目の今年、やっと実をならせました。植えて2年もすれば実はできるのだそうですが、木を丈夫に育てるために、これまであえて花芽を摘み、実をならせないようにしてきたのです。
元気に実った大きな果実。食べ応えがあります。今年は、自家用と加工品にするためだけに収穫しています。
チップがたっぷり敷かれ、大切に育てられている様子が伝わる、三木さんのブルーベリー。山あいの棚田を土壌改良して、ブルーベリーに適した土地に変えました。周りには人家も大きな道もなく、しんと静まり返っています。森に囲まれたこの農園は、稲武の中でもとくに私の好きな場所のひとつです。
三木さんのブルーベリーの生果は、来年以降販売の予定です。奥さんの和子さんは、ユニット「スリーツリーズ+」のメンバー。アンティマキといっしょに活動を始めています(コチラ→)。彼女が作ったブルーベリーのコンフィチュールは、今度の福蔵寺のご縁市で販売します。乞うご期待。