昨年春の草の会に引き続き、秋の草の会を11月の初旬に開きました。パンデミック以来まる2年のブランクがあっての再開。草の数は春よりさらに増えて、アンティンマキの草の庭の雑草は50種類近くになりました。
会に先立って、10月のおわりころ、講師の前田純さんと友人たちの手でうっそうとした草地をきれいに除草。その後、ずいぶん寒くなったので、はたして会にまにあうよう、うまく草が生い茂ってくれるか心配でした。でも、前田さんの言う通り「大丈夫!」でした。彼が枯れたように見える草地から次々に草を採取し、ならべてくれました。
20年たっても実のつかない三本のイチョウの黄葉が美しい。
春の会の折には発見されなかった大事な草、メナモミ。前からほしいと思っていた雑草です。このメナモミが、今回は3か所ほどで大きくなっているのを知りました。うちの地所の崖の上、よその土地なのですが、そこにたくさん生えているのを前田さんが見つけました。一昨年杉の木を何本も伐採したため明るくなって、上の田んぼ周辺の植物がうちの地所にまで広がってきたらしい。
メナモミは効能の多い植物だそうで、この会の折は、葉っぱはほ枯れ、実が落ちんばかりになっていました。春が楽しみ。
数本ずつ縛った草は、カヤツリグサ。炭水化物を含んでいる草なのだそうで、スープに入れてみることにしました。おいしくはなさそう。半分は、たわし代わりに使います。
名前を忘れましたが、立派な菜っ葉みたいな草も。
参加二回目の親子。草摘みは大人も子供も楽しい。
実生であちこちに生えているお茶。山の人達は、枝のまま採ってきて焚火にかざしてあぶり、お湯の中に入れて煮だしてお茶にする、と聞いたのでやってみることに。
10種類ほどの食べられる草が並びました。
野菊の花束。可憐です。食べられます。
ハウスポニーに移動して、石窯で草ピザ、かまどで草スープの準備に入ります。
ピザのトッピングは、チリメンジャコとレンコンが主。あとは好みで好きなだけ草を。
炙り茶はうまくいかず、結局フライパンで葉っぱを炒って煮だしました。
お昼は、焼き立てのピザとニンニクたっぷりの草スープ。
お茶ができました。うっすらですが、ちゃんとお茶の味がしますが、青臭さや渋さはありません。いけます。
災害時や野菜がないときのビタミン補給となる雑草、民間薬としてお茶やエキスにして使える雑草を知りたくて始めたこの会、もう5年ほどになります。なかなか名前を覚えられませんが、草に対する愛着と関心は増しています。農地としてではなく、また完全な放棄地でもなく、人の手がたまに入り、人がときどき集う草地として、だんだん落ち着きのある場所にかわってきました。当初、厄介に思っていたカナムグラはかなり姿を消し、葦やネコジャラシなどの禾本科植物も減ってきました。代わりに柔らかい草も顔を見せるようになり、色々見つけるのが楽しみになりました。
でも、よそには困るほどあるというスベリヒユがない! べなばなボロギクも消えました。今年は草の移植や播種も試みたいことです。そして、そろそろピザだけでなく、以前のように、雑草料理や雑草焼き菓子の講習も再開したいと思います。春の部は、5月から6月にかけて開催の予定です。お問い合わせは、アンティマキの問い合わせメールからどうぞ。
我が家は田舎なので、知識が有れば沢山の食用草花が見つかると思います。
出来るなら参加してみたいです。