分厚い本
聞きなれない公家言葉
読むのに
かなり難儀した
幕末の公武合体のため
降嫁することになった
孝明天皇の異母妹和宮
それが替え玉であるとする話
和宮の伯父の橋本実麗の下女だったフキが
何も知らされず替え玉として
江戸へ下る
フキの周りを取り囲む
和宮の生母 観行院
和宮の乳母
御附女官
命婦
彼女らの心情
告げ口あり
悪口あり
ヒステリーありと
女の嫌な部分が満載
ここからネタバレ
フキがあまりの過酷な環境に
気が変になるまでは
これでもかと
事細かく書かれているのに
フキでは務まらないと
新たな替え玉に代わった途端
話が急に進んでいき
新たな替え玉宇多絵については
ほとんど書かれず
フキは孤児であるが
宇多絵は両親もいて
その家族の心情も
書いてほしかった
フキが亡くなったことについて
観行院たちの心情についても
何も説明がなく
江戸に着いてからは
ほとんど触れず
有吉さん
書くことに途中で疲れたのかなあ
という物足りない感想
あとがきで
替え玉にされたフキは
太平洋戦争で
赤紙一枚で招集され
どこへ行くのかも
なんのためにかも
知らされぬまま軍隊に叩き込まれた
若者たちと同じであると
最も無力である人々に対する
鎮魂歌として書いた
とあった
聞きなれない公家言葉
読むのに
かなり難儀した
幕末の公武合体のため
降嫁することになった
孝明天皇の異母妹和宮
それが替え玉であるとする話
和宮の伯父の橋本実麗の下女だったフキが
何も知らされず替え玉として
江戸へ下る
フキの周りを取り囲む
和宮の生母 観行院
和宮の乳母
御附女官
命婦
彼女らの心情
告げ口あり
悪口あり
ヒステリーありと
女の嫌な部分が満載
ここからネタバレ
フキがあまりの過酷な環境に
気が変になるまでは
これでもかと
事細かく書かれているのに
フキでは務まらないと
新たな替え玉に代わった途端
話が急に進んでいき
新たな替え玉宇多絵については
ほとんど書かれず
フキは孤児であるが
宇多絵は両親もいて
その家族の心情も
書いてほしかった
フキが亡くなったことについて
観行院たちの心情についても
何も説明がなく
江戸に着いてからは
ほとんど触れず
有吉さん
書くことに途中で疲れたのかなあ
という物足りない感想
あとがきで
替え玉にされたフキは
太平洋戦争で
赤紙一枚で招集され
どこへ行くのかも
なんのためにかも
知らされぬまま軍隊に叩き込まれた
若者たちと同じであると
最も無力である人々に対する
鎮魂歌として書いた
とあった