やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

孤独は突然やって来る

2016-10-09 20:49:55 | 日記
足音もなく 忍び寄る 影が
心のすき間に そっと 入り込む

さみしすぎる ヒマすぎる つまらなすぎる
贅沢を 言ってるんじゃない
僕は まるで 魂の 抜け殻
誰かを 愛さずに いられないくらい

なにを 食べても 美味くない
なにを 飲んでも おいしくない
やめたはずの たばこを 買いに走る
なぜなんだ どうしてなんだ この不安

孤独は 突然やって来る
黒い幕が 下りたかのように 暗闇の中
やけっぱちになって 誰かと しゃべろうにも
さみしがり屋を どう 演じればいい

急に 人生が 終わってしまったかのよう
恋愛どころじゃ なさそうだ
誰か 来て
誰か 来て
騒いでも 病気じゃないなら どうにもならない
誰と 会おう
誰かと 会おう
家を うつむきがちに 一歩出て
最初に 会った 近所の人と 世間話でも したいけど
この闇は この影は
孤独は 突然やって来る

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僕にYesと言ってほしい

2016-10-09 13:59:32 | 日記
海辺の カフェで 向き合って 
ふたりだけの 時間が流れる
今 なにを 考えているの

僕のことが すきなの?
ストローで 飲みながら
今 キミが 無邪気に 笑う

いつ 打ち明ける どんな タイミングで
偶然の フリして キスを 仕掛ける

風が 気まぐれに キミの髪を 揺らす
僕は 退屈まぎれに 鼻歌を 歌う
キミを すきに なって しまいたい
キミを 抱きしめて しまいたい
心が ただ もどかしくて

風は 気まぐれに キミの心を 揺らす
僕は さりげなく キミの 髪に 触れてみる
海の香りが キミの髪から してる
若すぎること わかってる だから 時よ 止まればいい

これから はじまること
これから はじまる すべてのこと
キミに Yesと 言ってほしい
僕に Yesと 言ってほしい

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雨音の奏でるストーリー

2016-10-09 11:35:02 | 日記
傘を 叩く 雨の音 悲しく
それは 遠い 幻の 物語

森の淵の 悲しみは 深く
眠れる 遠い日を 思い出させる

失くした 人は もう 帰らない
涙色した 空は 泣くことに 疲れて

雨音の 奏でる ストーリー
少女のころに 読んだ 小説のように
もう あの人は 戻らない
恋なんて もう 忘れてしまいたい
時が 過ぎ去れば 雨は 止むというのに

愛してた すべてのことを
恋してた あのころのことを

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レイニーシティー

2016-10-09 09:38:30 | 日記
いつものように 人々が 傘を差し 通る
その裏で さみしい噂が 謎のように 流れる

思いがけないことが 突然 訪れる
別れより 出逢いだけを 信じていたい 

二度と 戻らない人 きっと 元気でいるから
すべてを 洗い流して 別れも 消えていく

レイニーシティー 密やかに
もっと 優しさを 溢れさせて
もっと 涙を 流させて
きっと どこかで 元気でいるよと
止まない雨が そっと ささやく

ただの 知り合いじゃ こんなに 心に
空白が できたり しなかった
いつの間にか この街を 愛していたこと
レイニーシティー 忘れられない

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