あなただから

季節の　すき間に　さみしい風が　吹き抜ける
ひとりじゃ　耐えられない　季節が　やってくる

どうか　愛を　信じたまま　いなくなったり　しないでね
離れ離れになったら　互い　愛が　凍えてしまうから

誰だって　強いはずなんて　ないの
あなたも　忘れないで　出逢えたことを

ずっと　なにかを　信じてこれた　あなただから
途切れることのない　心を　贈りたい
もっと　なにかを　信じていたい　あなただから
途絶えることのない　言葉で　贈りたい
愛してるの　セリフに　代えて

終わることのない　言葉で　贈りたい
愛してるの　セリフに　代えて

キミの胸で泣かせてよ

変わりゆく　この世界　甦る　思い出に
瞳を閉じて　さまようように　歩いて行く
時の流れの中で　かすり傷　癒して
曲がりくねる道　痛みを　捨てていく

誰のことも　癒せない　他人事だと　突っぱねて
荒ぶる心　思い出しかけている　この街で

孤独な夜に　さよなら　今夜も　愛を　求めて
不安な夜に　さよなら　今夜も　誰かを　探して
こんな　争いばかりの　世界じゃ
生き残りも　不思議に　探してる　誰かを
まだ見ぬ　キミに　涙　こぼせたら
誰にも　打ち明けられなかった　孤独に

まだ見ぬ　キミの　幻　僕を　惑わせて
誰にも　知られないままだった　孤独に
キミの　胸で　泣かせてよ

ｃool,ｃool,ｃool

朝も　だんだん　遅くなって　きたもんさ
変わりやすい　天気　ようやく　落ち着くかな
秋も　どんどん　深まって　いくからね
クリスマスなんて　予感する前に　ハロウィンが来る

彼女が　玄関のドアに　飾りを　つける
いつの間にか　夏なんて　振りかえらずに
ドレスに　着替えるように　心変わりするように
彼女は　ためらいもなく　季節の中を　行く

ｃool,ｃool,ｃool　一秒先の　予感に　導かれて
ｃool,ｃool,ｃool　スピードで　なにもかもを　片づけていく
ｃool,ｃool,ｃool　海辺へ　車を　飛ばして
ｃool,ｃool,ｃool　自由になれる　瞬間を　見つけに行く

「愛してる」　そう　ささやけば
彼女は　もう　自由さ
恋してる　そのことだけで
彼女は　そう　自由さ