仕事帰り あなたは来ない
12月の忙しさ 待ちぼうけはキライ
クリスマスのイルミネーション 待ちくたびれて
急ぎ足で 電車に乗るの
「ごめんね」 一言だけのメール
ひとりきりのクリスマスなら 慣れてるわ
窓辺にフォトフレーム ため息が出窓を白くする
クリスマス・プレゼントは 恋人がくれるもの
ふたりのフォトフレーム ひとりきりを持て余して
ベッドに肘をついて 眠る猫を眺めてる
ひとりきりのクリスマス・イブ
あなたが おどけて 部屋のドアをノックする
「サンタさんが 来たよ」
わたしは 驚いて 部屋のドアを開けてあげた
「待たせて ごめんね」
ふたりのシルエットが 重なる 静かな時
「夜明けは ふたりで迎えよう」 耳元でささやいてる
耳元で恋がささやいてる…