楽しかった夏の気配も消えていく
あのころのまま変わらない間柄
気のせいか自由になっていた
つかず離れずの関係に慣れて
男の独り身 コーヒー淹れて
秋の夜明け前 窓を開けて眠る町を見た
もしも運命があるなら
多分キミとの間の奇跡
なにもない日々を
つまらない日々を
キミが色をつけてくれた
天然色の予感
人生に熱意が必要なら
僕はいつの間にか冷めていた
年を取ることに慣れていくのに
僕にはキミが必要
もしも運命があるなら
多分キミとの間の絆
なにもない毎日を
つまらない毎日を
キミが色をつけてくれた
天然色の予感