通りすがりの少女たちが 薄く唇を染めて
帰り道 振り返る 急いで過ぎてく後ろ姿
その若さと華やぎは なにも知らない強さ
あなたと出会ったころのわたしは若すぎたの
冬の夕暮れに 四季のめぐりに
あのころはよかったなんて 振り返りたくないの
感傷は涙を連れて わたしを置き去りにする
悲しみが過ぎ去る前に 今日を歩いていくの
なにを失っても なにかが見つかるまで
今日は旅人のように歩き続ける 家路
春の朝焼けは 四季の訪れに
あのころは若かったなんて 泣きたくはないの
なにを失っても なにかが見つかるまで
明日も旅人のように歩き疲れる 家路
今日も旅人のように歩き続ける 家路