やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

聖女

2018-12-25 00:36:06 | ポエム
粉雪が舞う クリスマスの夜に
そばにいる イブの夜から ふたり

眠れないなら おいでよ 僕の腕の中に
そっと 抱きしめて 安心して お眠り

すれ違いばかりの 長すぎる季節
会えない日々が 別れはないと 教えた

キミは しっかりしてるけど 僕の前じゃ 無口になって
うつむいて 僕の胸に 吐息を落とす 瞳が潤って

聖女 清らかなこの夜に 
初めての純愛 キミへの想いは 間違いなく 
初恋のイメージ 抱くには 心が 弱くなる
聖女 清らかなキミだけに
初めての恋愛 キミへの想いは 確信してる
思っていた通りのイメージ 抱きしめるには 声も 弱くなる

愛してるの一言 互いに 言えないほど
ふたりの頬が 重なって 聖なる夜に 切ない

聖女 清らかな祈りを 
初めての純愛 キミへの想いは 確信してる
だけど
いなくなりそうで ただ キミを 僕のものにしたくて
なにも できないままでいい 僕の胸で おやすみ

おやすみ…

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彼方

2018-12-24 05:24:31 | ポエム
クリスマス・イブの 独り身のやるせなさ
誰を想う 当てもない心 持て余し 虚しすぎて

にぎわう街を 通り過ぎて いつもの公園のベンチで 
スター・バックスのキャラメル・マキアート 凍えそうになりながら

あのころは 夢でよかった 青春もキミも なにもかも
まだ明けない 午前5時 ひとり 歌うよ

愛すべき人は いつも キミだけさ
キミだけへの 想いは 夜空を見上げては 空回り
愛していた人は ただ一人 キミだけさ
実らなかった 片想い それは 青い幻影の後姿

双子で 生まれたかのように シンクロしてた
同じ思い 抱えてた きっと 今でも

愛していた人は ただ一人 キミだけさ
叶わなかった 片想い それは 青い幻影の後姿

クリスマス・イブの 独り身のやるせなさ
誰を想う 当てもない心 持て余し 虚しすぎて

宇宙が 映し出す 遥か 彼方遠く 青い幻影の後姿…

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クリスマス・プレゼント

2018-12-23 09:09:13 | ポエム
明日は クリスマス・イブ キミへのプレゼント
遠くの町から 会えない代わりに 届ける

もしかして キミに 別の誰かが いたとしても
キミへの思いは 彼方 遠く きっと 届くと 信じて

懐かしい町も 多分 変わったことだろう
僕も 少し 年を取ったけど なにも 変わらない

きっと 明日には届く クリスマス・プレゼント
キミを 幸せにできる男は 僕だけのはずだった
なのに 遠のく キミへの 遥かな慕情は

きっと 明日には届く クリスマス・プレゼント
キミを この町へ 連れ去れれば いいけれど
どうしても 叶わない 僕の夢の 甘い挫折と キミと

どれだけの力があれば キミを 幸せにできるの
これだけの力だけじゃ なにも 掴めないまま

きっと 明日には届く クリスマス・プレゼント
キミを この町へ 連れ去れれば いいけれど
どうしても 届かない 僕の夢の 甘い挫折と キミの幸せ

どうしても 叶わない 僕の夢の 甘い挫折と キミの幸せ…

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この世界の向こう側

2018-12-22 07:58:05 | ポエム
夜が明けたわ なのに あなたはいない
クリスマスのシーズン ひとり 頬杖をつく

ため息が白い 花を咲かすように
あなたへの思いが 白い薔薇に 変わる

どうして 素直に あなたの胸に 飛び込めないの
いろいろなしがらみ 現実を 飛び越えられられたなら

この世界の向こう側へ 連れて行ってほしいの
なにを失くしても きっと 信じられる
この世界の向こう側へ 連れ去ってほしいの
すべてを失くしても きっと 愛し合える

現実離れしてること わかっているから
あなたと 結ばれない運命を 自由に変えて

この世界の向こう側へ 連れ去ってほしいの
すべてを失くしても きっと きっと わかりあえる

それでも あなたと 結ばれない運命を 自由に変えて

自由に変えて…

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イルミネーション

2018-12-19 22:24:07 | ポエム
今夜のように 寒すぎる 星たちの悲しみに
凍える 帰り道 あなたを ひとり 想い出す

愛が消え行く わたしから 離れて行った あのころ

今年も もうすぐ クリスマスが 独り身を 癒す
はしゃぐ恋人たちに 紛れて 街が 輝き出す

夢が冷め行く わたしから 離れて行った あのころ

輝いてるのは クリスマス・イルミネーション
もう一度 出逢えるなら もう2度と 離さないと 抱きしめてよ
なんの光も 見つけられずに 歩道に落ちた わたしのいくつもの影

輝いてるのは クリスマス・イルミネーション
もう一度 出逢えるなら もう2度と 失くさないと 愛を信じたい
なんの光も 届けられずに 街に消されてく わたしのいくつもの影

あのころは わたしのこと 心配して 毎日のように 会った
心の翳りは この街の 出会ったカフェで 身体を 温める

輝いてるのは クリスマス・イルミネーション
もう一度 出逢えるなら もう2度と 失くさないと 夢を 愛を 信じたい
なんの光も イルミネーションが作り出す 女の わたしのいくつもの影

できることなら わたしのこと 想い出してね
忘れないでね
もう一度 出逢えるなら もう2度と 失くさないと 夢を 愛を 信じたい…

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