やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

長い時

2023-09-20 04:34:44 | ポエム
秋のひととき 恋に目をつぶる
揺れるまなざし いまだけでいいの

キミの退屈 どうにかしようと
キスを仕掛けて 戯れに終わる

僕とのことが面倒なら

恋がかき乱す 僕のこころ
もっと キミのエロスで惑わして
恋がかき鳴らす 僕のこころ
もっと キミのエロスで迷わせて
長い時

キミの人生を見つめていたい
そんなセリフを言おうか
わたしの人生をふいにしていい
そんなため息もいいね

恋がかき鳴らす ふたりのこころ
もっと キミのエロスで溺れたい
長い時…


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眠れない夜にワイン

2023-09-18 16:16:24 | ポエム
一人暮らしの部屋 真夜中に目が覚めて
お気に入りの曲を流すけれど
窓の外 雨の音

出会った年の誕生日 薔薇の花束をくれた
ロマンティストな男性(ひと)だった
それでも 終わった 

眠れない夜にワイン
あなたの代わりは 誰にもできない
自分の情を偽らずにいてほしい
これまでのように 見守れない
想い出が過去になっただけ
愛の幻を わたしのやさしさを
信じすぎたせいなのよ

出会った年の夏の日に 公園で花火をしたね
他の恋人たちと同じように
それでも あなた 変わった

愛の幻を わたしのやさしさを
信じすぎたせいなのよ

眠れない夜にワイン…


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夏の翳

2023-09-15 11:56:36 | ポエム
秋だというのに蒸し暑い部屋
真夜中 寝苦しさに目が覚めた

暗い部屋から夜光虫のように
また誰かにめぐり会うこともないと

涙も出ない さみしすぎて
ため息も出ない 孤独過ぎて

僕の背中なんて誰も見向きもしないくらい
人生の翳がまといつく
このまま青春もないまま終わっていくの
愛すべき女性(ひと)と別れたまま
夏の翳

なにも変わらない 風景の移り変わりは
きっとすべてが幻 僕が年を取っていくだけ
髪の色を変えて 自分に魔法をかける

僕の背中なんて誰も気づきもしないくらい
人生の翳がまとわりつく
このまま想い出もないまま終わっていくの
愛すべき女性(ひと)とはぐれたまま
夏の翳

あの女性(ひと)は いまごろ幸せになってる…



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デビュー

2023-09-13 16:03:08 | ポエム
花も恥じらう乙女
オシャレして通りすがりに挨拶する

いまをときめく乙女
時流に乗ってナチュラルな髪の色

誰もが覚えてる素敵な女性(ひと)

デビュー
男たちが 見覚えのある乙女に見て見ぬふり
笑顔を向けられて うれしそうな女たち
イメージはあの女性(ひと)
透明で色づけのない女性(ひと)
あの女性(ひと)に素敵な服を着ていてほしい

あの女性(ひと)にいつまでも綺麗でいてほしい
女たちの希望のあの女性(ひと)が 
美しく散る前に…


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新生活

2023-09-13 15:24:31 | ポエム
来年の事を言えば鬼が笑う、と言うけれど
来年の春には 僕の仕事は楽になってる予定

どれほどの過去を置き去りにして
次の場所へ
あれほどの封印した日々も未来は知らずに
はじまりだすよ

都会は魅力的な街 あなたが食事にと
シーフードレストランに誘う
素敵な流行りのデート服のあなたが最後にと
ドリンクを注文して ストローで飲んだ
光の中で そんな新生活

通りを歩いてくよ 振り返ると
ショーウィンドウに僕等が映ってる
先を歩くあなたを 見失いそうになって
うっかり どこへ行くか聞いてなかった
連れてって 導いて 飛び立って
このまま夢の中…

都会は魅力的な街 僕の夢がよみがえる
あれは遠い少年のころの夢 
あなたの生まれた都会で 人生が終わる前に 
輝きの中で そんな新生活…


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