晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

分からないオトシブミ

2016年05月16日 | 生き物
先週、奥多摩で大葉味噌巻きを見つけたわけですが、
ネットをウロウロしてもさっぱり分かりませんでした。



明らかに大葉味噌巻き。


で、早速これをゲット。




ページをめくるとこれが近い。



ファウストハマキチョッキリ。ファウストって何?

卵もそっくり。




が…違うのです。揺籃の形も葉っぱの種類もバッチリなのに違うのです。

本書によると、このチョッキリの揺籃は切り落とされないのです。

奥多摩では、明らかに切り落とされたのがいっぱい地面に転がっていたのです。

うーん、難しいなあ~。。

多摩川カルガモ親子

2016年05月15日 | 生き物
快晴の週末。だいたいダラリとしていたのですが、
アユがそろそろ遡上してんのかな…と思って多摩川へ。


ぜんぜん遡上してませんでした。

以上、終わり。




去年は5月10日に見に行ったんだな…。
もう遡上は終わったの?


カルガモの親子を見ました。



ヒナが5羽。



けっこう大きくなっていますね。


親が堰の上からブロックにひょい。







ヒナは誰もついて行けず…。


仕方なく、お母さんが戻りました。



「あんたたちはまだ無理なのねえ…」という感じ。






あそこなら行けるかしら…。






ほいっと下に降りる。



バラバラッとヒナたちも。


ぴょんと渡る → ×
落ちるように降りる → ○

…ということですね。




水に入ると、見違えるようにすいすいと。




一列に。



かたまりに。


かわいいなあ…。いいもの見た。


コアジサシも3羽ほどがぐるぐる飛んでいました。



初夏だなあ。


それにしても…イネ科の花粉がひどくて、
くしゃみ鼻水、目がかゆい…。

昨晩のお客様 待望のオス 2015.5.12

2016年05月11日 | 
春の嵐の余韻が残る昨晩。
こんなのがお出迎え。



これは…アシナガオニゾウムシのオスですね!

昨年の5月にメスが来ていました。

そのとき、「どうせなら脚の長いオスを」と書きましたが、
今年、ちゃんとオスが来てくれました。。。

確かに脚が長いなぁ。しかも、先の方がブラシ状。交尾のときに役立つんだろうか。

その穴には誰が?

2016年05月10日 | 生き物

「4月に行ったときにさ、30センチぐらいの黒い動物が穴の奥に消えていったんだよ…。
子グマかもしれなくて、母グマが近くにいる可能性もあるから、ちょっとやばいんだよね。
いっしょに行かない?」


先日の奥多摩は、友人にこう誘われたのです。
その穴は、かねてからセンサーカメラを仕掛けている岩穴のこと。

どうもそこに何かがいるらしいのだ。


その穴。






クマスプレーを手に、腰が引けてる友人。わたしは高みの見物…。

なにもいない……。まぁ、そうですよね。



で、カメラのデータをチェックするとどうもアナグマ先輩のようです。





これが! なぜか後ろ向きに、お尻から穴に入っていくのです。
上の画像は動画から切り出したのですが、すべて後ろ向きにノコノコ歩いてるのです。

現場で、小さいモニターで見たときはよく分からなかったのですが、
あとでPCでちゃんと見てみると、
落葉を前脚で集めて、それをそのままお腹の下に溜めて、
ザザーっと移動させて穴に入れているのです!

11月末と12月末のデータをいただいたのですが、多いときで4頭のアナグマが写っていました。
2頭はちょっと小さくて、子どもかもしれません。


穴の中はこんな感じです。



たしかに妙に葉っぱが溜まってるなあ…と思ったのですが、
アナグマ先輩が冬越しのために集めていたんですね。

いや~動画で見るとかわいいんです!!!



早くサイトを更新していただけないでしょうか?
というか、2015年は1年間更新してないじゃん。。。。

奥多摩けもの道



そういえば、近くには生々しいクマ剥ぎも。。。





この木にはカメラは仕掛けてなかったのですが、周囲には何台か仕掛けてあって、
その撮影データからすると、どうも5月に入ってからのクマ剥ぎのようです。
剥かれたばかりの生々しい材が印象的でした。



新緑の奥多摩散歩

2016年05月08日 | 
GW最終日の今日、友人の誘いがあって奥多摩某所に行ってきました。
いつものようにピークには登らず、新緑の森でだらりとしてきました。






新緑真っ盛り。
開葉は標高1500mぐらいまでですかね?



けっこうブナのいいのがあるのです。




まだ、開きはじめの葉っぱの隙間から林床に光が届いています。




チゴユリが咲いていました。




樹木の実生も多数。



足元を見ていたら、大葉味噌巻き(知らない?)が落ちていました(笑)。



オトシブミ類の揺籃ですかね。
なんか、折り返しがなくてただ丸めてある感じ。



中には当然卵が。2つありますね。
葉っぱはサクラかシデかという感じ。


もう少し登ると別な感じのも。



これはオーソドックスな感じですね。折り返しがあって、コロンとしている。
ブナの葉っぱかな?

うーん。なんだろう? 揺籃だけでは、当然同定ができない?



これもけっこう落ちていました。ブナの葉っぱが丸く切られているのです。



オトシブミの失敗作??? ちがうな。なんかの食痕かな???


見晴らしのいい場所でお昼ご飯を食べていたらいろいろ猛禽が飛びました。

が、さっぱり分かりません。








クマタカではないか…という案も出ましたが…。
2枚目は首が長いし、ハチクマ?

さて…。



行きには気づかなかったのですが、湿った場所で咲いていました。



うーん、葉っぱの切れ込みの感じはクワガタソウではなく、ヤマクワガタかな?


アオダモ…。何アオダモだろう?




んー、いつもに増して全体的に同定があいまい過ぎて未消化な感じですね。




おまけ。



顔の周りをしつこく飛ぶメマトイ(眼纏)をつかみました!
クロメマトイですかね? 涙をなめるそうですよ。




その他

エゾハルゼミ鳴き始め。
ウワミズザクラ開花