晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

古本との出会い

2011年01月13日 | 
めずらしく妻と外食をするのに、下北の三省堂で待ち合わせた。
ちょうど三省堂では、古本のセールをやっていたのでのぞいてみると、いいものを発見。



『サボテンと捕虫網』(平河出版社)。
しめしめ。即買い。

砂漠にはとてもあこがれがあって、
この本の舞台となっているソノーラ砂漠も行ってみたいところのひとつなのだ。

この本の出版は88年。このころ、いわゆるネイチャー・ライティングと呼ばれるような翻訳物がずいぶんと出ていた。
この本と同じシリーズの『アラスカ原野行』は読んでいたことを発見。



古本らしくビニールのカバーが掛けてあったので、そのままお風呂本と認定して、パラパラと読み始める。

著者は動物行動学者だけあって、ま、いろいろ生き物の進化などのことが解説されている。
うーん、そうか、これはネイチャー・ライティングじゃないな。。。
出版社のサイトを見ると「ナチュラルヒストリー」という分類になっていて、たしかにそっちという感じ。

砂漠ものというと、アビーの『砂の楽園』(東京書籍)を思い出すのだけれど、それとはちょっとちがうのかな。

でも、お風呂で読むのにはいい感じ。
湯気にあたりながら、砂漠に行きたい夜の読書。。。。

新年の読書

2011年01月06日 | 

LIMIT(リミット)全4巻読了。
文庫のくせに、、、4巻ものなので、全部で3700円という痛い出費になってしまいました。
長くて長くて、なにせ1巻で600ページ近くあって、何も物語ははじまらず、
登場人物とか設定とかで終わり、ようやく2巻からが本番という状況。。。
なんだかもう意地でした。

気に入らないのは、最終的にそれほどおもしろくなかったのと、
中国人が出てくるのですが、中国人名にはルビを振ってくれ!というあたりですね。

屠天という人が出てくるのですが「とてん」じゃないですよね?
最初「屑」かと思って「くずてん」と読んでいましたよ。
なんかそれっぽい中国読みがあるんだよね!?
瑶瑶は、「ようよう」かもしれないけど、パンダじゃないんだから、
なんかあるよね?
陳紅兵って、「ちんこうへい」さん? 紅兵って「こうへい」って読むの?
心の中では「べにへい」って読んでいたよ。。。

登場人物が多いので、全巻に別紙で登場人物一覧がはさまっているのですが、
そんなら中国人の読み方も書けよ!(はぁ、はぁ…)

さて、物語は、当初、アメリカと中国の話かと思いつつ、
結局、最終的には中国はスケープゴートで、石油の物語でした。
現在と近未来がシームレスにつながっていて、なかなか読み応えはあったのですが、
まぁ、繰り返しますが、そんなにおもしろくなかったですね。


『珍獣の医学』(扶桑社/田向健一)。
ま、著者がちょっとした知り合いなので買いましたが、
サブカルっぽいようで、なかなかまともな本です。
拾い読みしかしてませんが、悪くないかも。



『群れのルール』(東洋経済新聞社/ピーターミラー)。
版元にしても、序文にしても、どうもビジネス書のようですが、
中身はネイチャーサイエンス本ですね。
サブタイトルは「群衆の叡智を賢く活用する方法」とあります。
まだ第1章のアリの章を読み始めたばかりですが、
なかなか読みやすくてわかりやすい感じです。

期待は第4章の鳥のところ。
スズメが群れでヂュンヂュン鳴きまくっている理由が証されるのを、
勝手に期待しています。

以上です。今年はどんな本に出会えるでしょうか?

最近のブック・ローテーション

2010年12月18日 | 
通勤などはこれ。



『LIMIT』(ハヤカワ文庫/フランク・シェッツィング著)全4巻のSF。
『深海のイール』の著者です。

月の開発をめぐるアメリカと中国の固執、ヘリウム3、カーボンナノチューブの宇宙エレベーター。
日本のマンガではすでにさんざんやっているテーマですが。。。

ま、なかなかおもしろいのですが、登場人物が多くて。。。。
もうすぐ1巻が終わりますが、いまだ主人公が誰かなのかわかりません。。。

近未来のお話ですが、現在とつながっているのが悪くない感じです。デビット・ボウイとか出てきます。

お風呂では、あいかわらず彼のノンフィクション『知られざる宇宙』を読んでいます。
ようやく、、、終わります。。。宇宙というタイトルの海がテーマの科学ノンフィクションですが、
基本は生物進化を扱っていて、、、、作家らしく、ちょっとふざけていて読みやすい本でした。



休日は、今年の開口健賞をとったこれ。



『空白の5マイル』(集英社/角幡唯介著)。まだ、読み始めですが、なかなかな感じです。


『捕食者なき世界』

2010年12月12日 | 


『捕食者なき世界』(ウィリアム・ソウルゼンバーグ/文藝春秋)

テーマは、トップ・プレデターなき生態系。
オオカミだけはなく、ラッコとかシャチとか、あるいはサルとかヒトデとか……。
その生態系の頂点たる捕食者が絶滅したあと、変容し、いつしか“メルトダウン”していく自然。

シカが増えすぎた日本の森だけじゃなく、世界中の大地や海や、科学者の実験場となったヒトデでなき潮溜まりまで。
ああ、恐ろしい、、、。

イエローストーンのオオカミ再導入の話はなかなかおもしろく、
オオカミの直接的な捕食だけではなく、“恐怖”よってワピチ(シカ)の行動が抑制され、
それによって、復元するヤナギの木々というのはなかなか興味深いです。

この本を読んで思ったのは、前に読んだ外来種地獄の本『翳りゆく楽園』と同じですね。



「本来の自然」とか「原生的自然」とか、「あるべき自然」とか。そんなものはすべて幻想ということ。

いつもツキノワグマのことを考えるのです。
今は、植物食寄りの雑食性ということになっていますが、それはいつからでしょう? あんな歯して。
サケが自由に川を遡上したいたころは、ツキノワグマだって、もっと言えばブナの森も今とはちがっていたでしょう。

だからと言って、オオカミを再導入したイエローストーンの話を日本に当てはめる気も起きません。

わたしは、日本にオオカミを再導入しようとする人たちに対しては、ある種の嫌悪感を感じます。
科学者の傲慢だと思うのです。彼らは、自然に対して謙虚じゃないばかりか、科学に対しても謙虚ではないと思います。

その意味では本書に出てくる「アメリカ再野生化プロジェクト」も、わたしにとっては気持ち悪いものです。
更新世に絶滅した野生動物の代わりに、、、ゾウとかライオンとかチーターを放すという話です。

解説の高槻先生のいうとおり、単純に絶滅した種を戻しても、どうにもならないのが自然です。
ま、目的のためには手段を選ばず……という考えなのでしょうか。

じゃあ、どうするんだよ!と言われると、今のところ自分の中にまったく答えがないのが、
この問題の困ったところですが。。。

自分たちが生きていくために、他の生物を殺すことを、“業”と思ってきましたが、
この本を読むと、やはり人の存在そのもののことを考えざるを得なくなります。

ああ、どう考えたもんか。。。



うーん、電子書籍。。。

2010年12月10日 | 
電子書籍のソニーリーダーは発売されて、約2万冊が買えるというので、
この週末にでも買いに行こうかと思っていました。
文庫とか新書とか、まぁ、読み捨ての可能性の高い本は、電子の方がいいよなあ、、、と思っていたのです。

で、専用書店のリーダーストアをのぞいてみると、ぶっちゃけ、ろくな本がないですね。
これは、、、だめですね。ハードより、ソフトが大事なのに。
話になりません。正直残念です。

待ちですね。そもそも、通信がついてないから、PC経由というのも解せない。。。。
やっぱりキンドル&アマゾン待ちでしょうか?

漫画三昧

2010年12月07日 | 
年末に向けて、毎週、出張だの、今夜は宴会だの、明日はパーティだのでぐったりの日々。
マンガで癒されています。



『よつばと!』10巻。あいかわらずとしかいいようがないですね。
そういえば、日曜の朝ご飯はソーセージ丼だった。ああ、うまかった。。。



『アタゴオル玉手箱』全9巻箱入り。
妻が欲しいということでアマゾンで大人買い。
なんだか知らないけど、へんな世界。
主人公のヒデヨシ(ねこ)の異常な食欲具合と傍若無人ぶりに、これまた癒さてれます。



『とりぱん』10巻。
わたしは毎週、週刊モーニングで読んでいるので、単行本は必要ないのですが、
これも妻がいつも欲しいと。。。。
よく続くなあ、と感心しています。

マンガ三昧です。




『生命樹』

2010年12月04日 | 
また、デカイ本を買ってしまいました。

『生命樹』(奥田實/新樹社)。



樹木の図鑑というか写真集というか……。とにかく、すごい本です。大きさも。
日本産の樹木150種を、美しい写真とエッセイに近い読みやすい解説で紹介しています。

なにより葉っぱとか花とかのひとつひとつを白バックで撮影して、
それを1枚のプレートに集めて表現しています。
昔の図鑑のスタイルでしょうか?

ベンチマークというか、元ネタはおそらく『北海道主要樹木図譜』(北海道大学出版会)。



すばらしいボタニカルアートで構成された樹木図鑑です。
確か、、明治時代のものかな?

おそらく、この『生命樹』は、この図譜を写真で再現したもの……だと思います。
著者も北海道の人だし。

おすすめですが、9975円です。
重さも優に2キロはありそう。。。

『ある小さなスズメの記録』

2010年11月24日 | 


最近好んで読んでいる梨木香歩の訳書です。
『ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯』(文藝春秋/クレア・キップス)

出張の行き帰りで読みました(まだ終わってませんが)。
第二次世界大戦中のロンドンでのお話です。
傷ついたか、奇形かのスズメを老婦人が育てた実話です。

「動物文学」という言葉は、もう死語かもしれませんが、そんな感じです。
スズメって飼うとこんな感じなんだ~とびっくりました。
歌ったり、芸とかするんですよ、スズメが。
老婦人との心の交流がとてもいい感じです。

この本を読むと、従来わたしが唱えている
「ジュンジュンうるさいスズメは、ちゃんとお話ししているはずだ」が証明されているようなものです。
ぜったい彼らはなんかちゃんと話してますよ。。。。

それにしても、箱入りでハードカバーの本なんて久しぶりに買いました。
薄いからそうしたんでしょうか? それでも1500円は安いなあ。
ときおり挟まれたモノクロの写真がよいです。

今日の本

2010年10月29日 | 
打ち合わせの帰りに、ちょっと本屋によって買っちゃいました。



『チロ愛死』(河出書房新社)。
泣いちゃうから買うまい、、、と思っていたのですが。

ついつい帰りの電車の中で開いてしまい、チロが亡くなったあとの、
最後の夕焼けのページの連続のところでぐっと来てしまいました(泣かなかったけど)。

家に帰って『愛しのチロ』(平凡社)を見る。
88年の写真? 少なくともチロは22歳以上で亡くなったというわけか。
大往生だったんでしょうね。。。




この人の本は、、、、わたしにはちょっと難しい。
近著の2冊は1勝1敗(?)。

『分類思考の世界』(講談社現代新書)。読了。おもしろかった。
『系統樹思考の世界』(同上)。。。。くじけた。

さて、この本はどうだろう?

梨木香歩新刊2冊

2010年10月21日 | 


『ピスタチオ』(筑摩書房)。
さくっと読了。うーん、、、、、好みではないかな。
どのへんがというと、、、。
うーん、、、別にアフリカの話じゃなくてもいいのに、、っていう感じ?
ぜんぜん説明になってませんね。




『水辺にて』(ちくま文庫)
読み始め。好み。いい感じです。
この人の自然に対する見方というか、距離感が好きですね。


ブックカバー

2010年10月10日 | 
文教堂という神奈川県ではある程度知られたチェーン店の本屋さんによく行きます。
書店としては、とくにキャラは立っていないのですが、ま、ごく普通の新刊書店です。
会社の近くにもあってけっこう便利なんです。
たしかジュンク堂に買われたのかな?
つまり、ジュンク堂と丸善を買った大日本印刷傘下ということですね。

この前、家の近所の文教堂で『ああ。二十五年』(開口健/光文社文庫)を買ったときにアレッて思いました。
カバーがへんなのになってる。。。。

文教堂のカバーといえば、穂高の地形図を使ったやつだったのに。。。
「社長とかが山が好きだったんだろうな~」と勝手に想像を膨らませ、
山好きとひとりとして、シンパシーを感じていたのですが。

カバーをしてもらうと、いつも表側が穂高ではなく、「長塀山」あたりになっていて、
どんな山だろう?と、気になったのですが。。。



新しいブックカバーの野村證券がスポンサーみたい。大日本印刷の影響か??
と、冷静にそこらに積んである本を見ると、文教堂も地形図じゃない別の模様のカバーもあるんですね。。。
気づかなかった。。。

拾いもの

2010年09月16日 | 
思わぬ拾いものをしました。



『知られざる宇宙 海の中のタイムトラベル』(大月書店/フランツ・シェッツィング著)。

丸善の海の棚で偶然見つけてぱらぱらするうちに、
この著者が、『深海のYrr』(ハヤカワ文庫)と同人物であることに気づきました。

いや、正直なかなか気づかなかったですね。
著者名を確認するために、ハヤカワ文庫の棚まで行きましたから。。。

日本の出版社が、せっかくの著者の本をまったく紹介していないのです。
本文では原著のカタカナ表記で、あとがきにも著者紹介にも日本語版の紹介はなし。
訳者があとがきに「イルルが…」と書いてあったけれど、
「いや、それはイールだから」と突っ込みを入れてしまいました。
確信犯か、大人の事情か?? ま、どうでもいいか。

『深海のYrr』は前に読んで、なかなかおもしろい壮大な海洋SFで、
内容的にどっからフィクションなのか、
よくわからない…という感想をもっていました。

で、今回見つけた本は、その『深海のYrr』を書くための取材ノートをまとめたサイエンス・ノンフィクションとのことで、これは期待できると思ったのです。

海の話をするのに、たしかにその通りだと思いますが、ビッグバンからはじまります。
軽い口調で語られる宇宙と地球と生命の話。ああ、当然海の話。

なんといっても642ページ、本体価格3800円……。
買うのにちょっとだけ勇気がいりましたよ。
当分楽しめますね。

最近の読書 9月

2010年09月13日 | 
最近の読書もろもろ。

一部で話題の河出書房新社の本田靖春ムック。
適当に拾い読み。



学生時代、ずいぶんとノンフィクション、ルポルタージュの類を
読んだけれど、本田靖春はどういうわけかほとんど読んでいない。

で、その勢いで買った文庫本。『我、拗ね者として生涯を閉ず(上)』。
すさまじい執念。。。糖尿病で足も切断、目も片方は失明、おまけにガン…。
まぁ、ちょっと鼻につく回顧録(?)だけれど、
この状態で、この人だと、それは許されちゃうんだろうな。。。



妻が図書館で、どんどん梨木香歩を借りてくるので、じゃんじゃん読む。



『からくり からくさ』。
女子たちがクウネルのような感じ(へんな感想…)。



『家守奇譚』。
明治時代ぐらいの琵琶湖湖畔を舞台にした幻想植物小説。
化かす狸にカッパ、カワウソ、いろいろ出てきます。
でも、各章、植物で切り取られたテーマ。
達者な人だなあ。。。これはヒットです。

『ミミズの話』

2010年08月14日 | 
新聞広告に出ていた『ミミズの話』(飛鳥新社)を、
出張直前の新宿駅構内の小さな書店で購入し、日帰り長野出張のお供に。



えーと、エッセイでもなく(それほど文章がよくない)、
ポピュラーサイエンスもの、、、というにもややレベルに難ありの、
中途半端な一冊。。。

広告で見たときは、早川書房の向こうを張るのか、飛鳥新社!?と思ったのですが、
あんまり張れずな感じ。

著者は、どうもアメリカでは著名なガーデナー・ライターのよう。
ダーウィンのミミズの研究をひもときながら、もろもろミミズの話を進めます。

生態の話や分類の話、最新の研究や利用の話。。。。
全体的には、すごいでしょっ!ミミズって!!という本ですね。

おもしろかったのは、アメリカの事例で、外来種のミミズが、森林植生を改変してしまう話。

ヨーロッパ産のミミズが、土壌の腐植層を食べてしまい、
それによってそこで発芽し生育する植物がなくなってしまい、
残った下層植生もシカが食べてなくなるという展開。。。。

日本でもシカの増加による下層植生がなくなったり、
生える植物が極端に偏ったりすることが各地で見られますが、
じつは、そんな原因だってあるのかもしれない、、、、、。

ま、アメリカの場合も最後はシカのようですが。。。

「ミミズは生態系のエンジニア」というのがこの本のひとつのメッセージのようです。

著者のミミズへの愛と、利用と環境保護の矛盾がゆらゆらと立ちのぼる一冊です。

『本当の戦争の話をしよう』読了。

2010年08月13日 | 
村上春樹訳の『本当の戦争の話をしよう』読了。



ベトナム戦争の話でした。
じつはベトナム戦争もの好き(この言い方は語弊がありますが…)なので、
適当に買ったわりには、その意味ではアタリでした。

22の短編小説。
ベトナム戦争に従軍した若者の話。
戦友が死んだ話。人を殺した話。戦後の話。娘と戦地を訪ねた話。
「すべて創作」と筆者も明記してますが、
まぁ、それが事実だとか創作だとか、エッセイだとか小説だとか、
そういうものはどうでもいいことになっています。

執筆当時、主人公は43歳。同い年か。
従軍したのは20歳ぐらい。

本当の戦争の話というのは全然教訓的ではない。(中略)
もし教訓的に思える戦争の話があったら、それは信じないほうがいい。
もしその話が終わったときに君の気分が高揚していたり、
廃物の山の中からちょっとしたまっとうな部品を拾ったような気がしたりしたら、
君は昔からあいも変わらず繰り返されているひどい大嘘の犠牲者になっているのである。
そこにはまともなものなんてこれっぽっちも存在しないのだ。

いい本でした。

それにしても翻訳というのは難しいものですね。
さすが村上春樹だと思うのです、すんなり読み進めることができましたが、
一部、妙に引っかかるとことがありました。

ぶっちゃけ、どーでもいいことですが、
「・・・味噌と糞の見分けもつけられねえんだ」
み、味噌? アメリカ人のセリフで味噌かあ。。。。
イメージはまさに味噌と糞なんだろうけど、もともとはどういう英語なんだろう?

「これからがあっと驚くタメゴローってなもんでさ、うん。・・・・」
タ、タメゴロー、、、、もともとどんな英語なんだよ!!