晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

怒濤の週末とうまいもん

2011年03月07日 | 生き物
朝方のJR市ヶ谷駅のホームから眺める釣り堀は、
鵜たちのレストランと化している。

誰もいない総武線のホームから、
じゃぶじゃぶ魚を追いかける鵜を呆然と眺める土曜の朝6時。

完徹で、寒くて眠くて、でも朝から松屋の豚丼食って。
で、家に帰って、沸かし直したお風呂に浸かってから爆睡。

午後にのろのろと起き出して新宿へ。
ヨドバシカメラで Xperia ARC を予約する。

恐ろしいことに「価格は分かりません」「納品日も分かりません」という……。
いったいどんな商売だ!?

夕飯はどういうわけか実家から手配された柿の葉寿司。



どこかどう柿の葉かはわからないけれどおいしい。
いちばんおいしかったのはタケノコのにぎり寿司。絶品。
再び爆睡。

日曜は朝から出張。飛行機で広島へ。サクッと仕事を終えて空港に帰ってくるものの、
特割チケットは便を変更できず、空港で2時間待ち。

空港の本屋で、芥川賞を取った話題の『苦役列車』(西村賢太/新潮社)を買う。
著者は同い年なんですよね。



闇夜のカラスだ。

空港内のオイスターバーで生牡蠣セットを注文。
1350円。牡蠣の燻製のオイル漬けも頼む。



白ワインと『苦役列車』は似合わないなあ。
土曜が柿で日曜が牡蠣か。

そういえば芥川賞を取った小説って初めて読むな。
その昔、直木賞を取った『遠い海から来たクー』というひどい本は読んだことはあって、
その後、まったく直木賞には興味を失ったけれど、
まぁ、芥川賞も、もう読まないな。

同い年なんで、わたしが大学に入って上京したときが19。
この小説とまったくの同時代。うーん、よくわからん、、、文学って。

びゅーんと飛行機で帰京。ラーメン食って家に着いたら、アマゾンから、
『錯覚の科学』(文藝春秋)が届いている。



ああ、金曜の深夜というか土曜の夜中に会社から注文したんだった。
アマゾンは早いなあ。

それにしても、これはおもしろそう! 中身はタイトル通り。

実験Ⅰと称された第1章で『禅とオートバイ修理技術』からの引用がある。
この本を引っ張ってくるあたり、それだけで、もういけてる。
あれもいい本だった。

「人は自分が本当は知らないことを、本能にまどわされて知っているかのように錯覚する。科学的手段の真の目的は、それをふせぐことである」

『青の物理学』は忘れました。。。

月曜日は、早々に会社を引き上げて整体に。
ああ、いつのまにかまた1週間がはじまってる。。。