丹沢山登山の道中…堂平近辺では、神奈川県自然環境保全センターの調査がいろいろされていました。
このトラップは昆虫を捕るもののようです。下に水がたまって蚊みたいのがいろいろ浮いていました。写真に写ってませんが、この黄色のトラップのほかに、黒いのとか白いのとかがきちんと並んでいるのがあって、色によって何がちがうのか…興味津々です。
これは稜線で2つほど設置されていました。メッシュの小型テントのようです。
ははぁ、これは底がなくて、覆っている地表か植物から発生する昆虫と採取しているんですね…。
うーん、どんな調査なんだろう? 調査器具には、すべて許可番号とかと一緒に調査をされている方の名前も明記されていました。
ああ、聞いてみたい。いったいどんな調査なのか!!
と思って検索したらこれだ!!
丹沢大山の自然環境の保全と再生に関する研究開発
(1) 課 題 名 1-1 丹沢ブナ林等の衰退原因解明と再生技術の研究開発Db ブナ林立地環境モニタリング調査
―ブナハバチ成虫モニタリング(手法開発)―
→このブツは、衝突板トラップというのですね。そして、研究の結果、この黄色がいいらしい!!
テントの方は、見当たらないなあ。この問題のブナハバチは土中に繭を作るらしいので、それの関係かな??
まぁ、きちんと研究成果が公開されているのはすばらしいですね。県民として誇らしいです! 勉強になりますしね。
神奈川県自然環境保全センターの業務報告と研究報告は
こちら。
あとは、、、率直に言って、最新の報告が平成20年度までなんで、そこんとこよろしくお願いします!!! 少なくとも…平成23年度までは今すぐにでもアップしてくれ!!!
いずれにせよ丹沢のブナ林について興味のある方は
ぜひこちらをご覧ください。わかりやすくまとめてあります。本当に勉強になりますよ。