晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

ぶら下がる蛾

2013年10月15日 | 生き物
台風が来ますね。

昨日は、カヤネズミを探して(正確にはその球巣)河原をウロウロしていたわけですが、そのときに変なものを見つけました。



なんかぶら下がってる……。
最初は枯れ葉かと思ったのですが、これは蛾だ!



かわいい!!

カッとつかまってる! 2本の前脚でつかまってる!



腕がたくましい!?

風に揺られても、ずっとぷらぷらとぶら下がっていました。
20~30分、カヤネズミを探して戻ったら、当然、まだぶら下がっていました。

いやー、かわいい。


帰ってから『日本の昆虫1400』を開くもののよく分からず。
シャチホコガのたぐいかなあ。

いつもの【みんなで作る日本産蛾類図鑑】で、シャチホコガあたりを見るが、
種数も多くて太刀打ちできず。

そうそうに「新・蛾像掲示板」(「がぞう」ってだじゃれに今、気がついた)におたずねする。

なんと、早々に回答をいただく。


コウモリガ(コウモリガ科)!


おおっ、確かに!

卵は飛びながら散布する」という解説が気になりますね。
一般には害虫扱いなのですね。

ぷらぷらぶら下がるのが「コウモリ」の名の由来なんでしょうか?
逆さまじゃないけど。