深夜12時過ぎ。
帰宅途中、背後で「もー、やだ! やだ、やだ、やだ!」という叫びにも近い声が聞こえた。
やや幼い声。20代か。
酔っぱらっているのか、携帯で話しているのか。
おそらくは独り言。吐露した気持ちの大きさが、夜の闇の深さに増幅されたのか。
たしか自分も同じ場所で、同じような重いが口ででたことがあったのではないか。
小さな雑木林の脇を登る階段を、登り切ったその場所で。
頑張れ……なんて言わない。ただただ、明日の朝が晴れていることを願うばかり。
帰宅途中、背後で「もー、やだ! やだ、やだ、やだ!」という叫びにも近い声が聞こえた。
やや幼い声。20代か。
酔っぱらっているのか、携帯で話しているのか。
おそらくは独り言。吐露した気持ちの大きさが、夜の闇の深さに増幅されたのか。
たしか自分も同じ場所で、同じような重いが口ででたことがあったのではないか。
小さな雑木林の脇を登る階段を、登り切ったその場所で。
頑張れ……なんて言わない。ただただ、明日の朝が晴れていることを願うばかり。
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