クリーニング屋に出来上がってるのを受け取りに行くついでに毛布を持っていこうと決めてた、がここの所涼しいくて毛布を被って寝ている状況。 小雨も降ってるし毛布はあきらめ空袋だけ持って出かける。
ドアを空けても誰も見えないので コンニチハと声をかけると 奥から新聞でも読んでたのか眼鏡を外しながら面倒くさそうにオバサンが現れ 伝票を渡すと どれどれと遠目に伝票を眺めながらハガーから出来上がりを探し出す。 目当ての物が見つかったけど背が足りずやっと届く程度、手を伸ばしてハンガーから外ずすのを手伝う。
伝票と照合するけど一点が見つからない、 一緒にぶら下ってるハンガーを探してると アッ といいながらオバサンが下を見る。 入れ物が置いてあり畳んだ洗濯物が入っていて 一番上に見覚えのある長袖のポロシャツが見える、 こういうのは同じ値段でも畳んで来るんだよ教えてくれる。
映画「赤い河」からジョン・ウェイン、ウォルター・ブレナン
現役の当時はワイシャツを頻繁に出したものだと話しかけると、一回着ると汚れが気になり洗濯に出したものだけど最近の会社員はワイシャツにこだわらなくなってるので洗濯物が減ってると話す。
たしかにテレビを見てると議員さんでもノータイでシッカリとアイロンが効いたワイシャツでなくて 襟周りがヨレヨレのを着用したりアロハシャツみたいのも見かけたりする。
少し前に葬儀があるので 在庫のシャツを試したが殆どが首周りきつくて なんとかネクタイを締められるのを一枚見つける、それも上のボタンを外してやっとの思い。 歳を食っても首周りは太くなるのかと不思議な思い、 折を見て新しいのを一枚だけ買って 在庫は汚れるまで着て廃棄する事にする。