録画しておいた映画「ランボー」見ました。
この映画で思い出すのはサバイバルナイフ、 これで衣服を作ったり 木を削った槍で動物を仕留め食料を確保するシーンが出て来る。 もし自分が原始の森に取り残された場合 このナイフでイノシシでも獲って生き延びようと思ってナイフを購入して車に乗せてた事があるけど 幸いにしてサバイバル状態に陥った事は無しで今は何処に行ったか解らない。 バカバカしい話に思うけど 当時は映画の影響でランボーの状態になった人が多くて今でもランボーナイフとして販売されてるみたいである。がこれによる事故は聞いた事がない、スタローン好きのいい人達が買ってるようだ。
ランボーはマッチョでどんなもんかと筋肉を見せる。 弾奏をジャラジャラと体に巻いて奪った機関銃M60、 普通は床置きで三脚を使うのを片手で使う力持ち、しかし肩に巻いた弾奏ベルトが動かない どうしてかと思いながら見てました。
映画「ランボー」からランボーと保安官のスケッチです
ベトナム帰還兵のランボーが通りかかった街を歩いてると 地元の保安官が汚れた格好の彼を見て町から追いやるのが物語の始まり。 追いやられたランボーが何故街に戻ろうとしたか説明は無いが不当に摑まって酷い仕打ちを受けドンパチが始まる。 保守的な保安官が悪役になってるけど街を守ろうとする行いはそれ程悪い事ではないと思うのだが。
たまたま随筆集を読んでたら塩野七生「誰もわかってくれない」の項に、 人間解ってくれないと思い始めたらどうなるか、孤立感から過激化 先鋭化してしまうとあり 例としてランボーを挙げている。 また他の人のを読むと 人間は闘争本能、破壊本能、育児本能、種族維持の本能、戦争本能があると載っていた。
唯一心を許すのは彼の元上司の大佐、 ラストシーンで苦悩するランボーにどう声をかけるか興味深々でみてるとただランボーを抱きしめるだけであった。 感動した。
反戦映画との解説がある。 それにしては派手にやるドンパチで人をやっつけるシーンを面白がって見ていて戦争反対とはどういう事か まるで戦争を楽しいんでるみたいではないか。 これはアクション映画だと思うんだけどね。