正月に御参りに行った時の柴又帝釈天の参道は混雑して歩きづらかったけど 昨日の人影はまばら。
友人家族を案内して 御参りしてから名物の草団子を食べようと高木屋に入ると客は2組だけ、 座敷にいる二人連れのテーブルにはビール瓶2本が並んいて地元の人らしいけど昼間から楽しそうでいい身分である。
テーブルには湯呑みが重ねてあって座席に着くと土瓶を持った店員が食券を集めに来る。
お団子を食べながら店先を見ると 通り過ぎる人、お土産にお団子を買ってる人は古いオバサンばかりで寅さん映画を見てる雰囲気である。
男はつらいよ「さくら像」の設置に出っ食わしました
店を出て柴又駅の寅さん像を見学に向かってると 手前にクレーンを載せた車が止まっていて人だかりが出来ている。 何故だろうと近づくと寅さんの妹「さくら」の像を立てるとの事で荷台には布で巻かれたさくらが横たわっていてるのが見えて 台座の整備中だ。
クレーンで慎重に台座におろし、やがて巻かれていた布を外すとシャッターを切る野次馬たち、自分もカメラを向けてると 寅さん像との位置を確認するのでこの並びの人はどいてくれと言われてどかされてしまった。
位置を確認すると直ぐにさくら像に布が巻かれてしまい像を見られたのは5分間ばかり。 倍賞千恵子そっくりな形はしてるが像の表面が赤黒い色で顔がボケた塊に見えてしまう、 寅さんの方はいいムードを出してるんだけどね。
係員があす山田洋二、倍賞千恵子を迎えて除幕式がある それまで写真は公開しないでくださいと言われた。 ラッキーな場面にでっ食わしたものである。