数ヶ月前だと思うけどテレビを付けたら年寄り夫婦の生活ぶりのドキュメンタリー番組をやっていて良い場面があったなーと記憶してたら 「人生フルーツ」という題名で好評なので映画館で上映してる と何処かの記事に載っていた。 検索したら東中野の映画館でやっていて後半からしか見てないので行って見ました。
なんせ東中野駅で降りるのは初めてで子連れの奥さんに場所を尋ねると 線路沿いにあって開園の30分前だというのに並んでる人達がいる。 大体が自分と同じ爺さんバーサンばかり、 全席が自由席で開演前には満席となり通路の階段も満席で座布団のサービスがある。
映画 「人生フルーツ」から描きました
出演は90歳の夫と87歳の妻の二人だけ、 団地のハズレに作った雑木林での暮らしぶりを淡々と描き出す。
旦那は東大出で大正生まれでは見られない長身、 奥さんの背中は少し曲がったけど足長、シッカリした足取りで何時もにこやかに過ごしてる。 育ちも学歴もスタイルもかなうわけが無いけど どうも芸能界でも自分の回りでもトラブルの多い夫婦を見てるので ぜひ見てもらいたい映画である。
70種類の野菜と50種類の果実を育ていて枯葉を集めての土作り、 後半の場面でベットで寝姿の旦那の顔が映し出される。 畑仕事のあとで昼寝をしていたら亡くなったそうで、こんな逝きかたをしてみたい と誰でも思う場面である。
食事のシーンが良く出てきたけど ビールを飲むところは皆無でアルコールは飲まないみたいで 医者通いもないみたいである、 が どうもこの辺のところは真似したくないところである。