黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

いずれは使う事になる

2017-12-21 | 日記

今年最後の病院通い。 泌尿器科の待合室には年寄りばかりであぶなっかしい歩き方をする人、杖を持った人達が多くて 自分の向かいは車椅子のお爺さん。 家族が二人が付き添っていて二人で抱えて車椅子からソファーに座らせると楽だねーと 言っていい顔をする、車椅子は固定されていて窮屈なようだ。 
一息つくとオシッコの話が出てきて、尿瓶が一杯になってるのに直ぐには処理をしてくれないのでねー とか話が出る。 どうやらこのお爺さん介護施設に入ってるらしい。 俺もいづれは介護施設に入るつもりなので身につまされる思いになる。

      

    映画「シャレード」からオードリー・ヘップバーン、ケイリー・グラント

以前 頭のケガで数日間入院した時の事、これから就寝時間なので看護師が尿瓶を持って来て これでして下さいと言われた。 しかし紙おむつの方がやり易すそうなので紙おむつにして下さいと話すと あなたの場合は尿瓶の方がいいですよ と ベッドの下の置いていった。 歩けるけど安静にしていてと言われていて 歩いてトイレに行ったら怒られそう、夜中に尿瓶を手にベッドに腰掛て用を足してみたら思ったよりうまく放出する事が出来た。 紙オムツの場合では気持ち良い放尿は出来そうもない、看護師の云う事を聞いて良かったと思った次第である。
心配なので紙おむつを履いて映画、日帰りバス旅行に一度づつ行った事があるけど幸いにして何とかなって 今のところ使う事はない。 いずれは使う様になると思うけど 大の事まで考えると憂鬱になってしまう、 その時はその時だ。
診察室に呼ばれてトイレに行く回数など聞かれる。 この病院、 前立腺癌の腫瘍マーカーPSAの検査で基準を上回ってしまい 開業医から紹介された地域の中核病院、 幸い今では正常値になって良かったけど頻尿の事にすり替わってしまった。 近くの開業医でも事足りるのに戻してくれと話しても戻してくれない。  抱えた患者は放したくないのか自分も頻尿で興味が有るのか良く解らない。