黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

袖口のゴムを伸ばす

2018-01-12 | 日記

冬の間着ているスウェットパジャマの首周りがきつくて着るたびに引っ張て伸ばしていて 10年も引っ張り続けてるのでだらしなく伸びてゆがんで薄黒くなって汚らしい。充分に使ったので今度は首周りに余裕のボタン式のを買いに行く。
家でくつろぐ時間に着るのでゆとりがあるL版を選びたいけど足が短いのでズボンの裾が長すぎると考え込んでしまった。 しかし 少しのブカブカならゆとりの内でなんとかなると思って買ってくる。
家で着てみて案の定ズボンの裾が長過ぎ、それに股上が空きすぎていて胸までたくし上げてやっと着慣れた位置に収まる。 長すぎるズボンの裾と股上の余りでまるでオバケのQ太郎が歩いてるみたいでどう具合が悪い。 もったいないけど即廃棄処分としてしまった。

    

  映画「続夕陽のガンマン」からイーライ・ウォラック、クリント・イーストウッド

上着を着てみて肩巾は揺ったりとして思っていた通りだけど 袖口と胴周りのゴムがきつくて手首が締め付けられる。 貧弱な細い腕なのに何故L版なのか よく考えて設計してもらいたいもだ。 但し胴周りがきついのは腹が出てるのでしょうがない事かもしれない。
袖口のゴムを伸ばす方法を検索したら水に濡らして空き缶などの太い物で広げておくとよいと出てたのでやってみる。
缶ビールの空き缶を濡らした袖口に差し込んでみたら延びが足りないので 野菜ジュースのペットボトルを差し込んでおいて 乾いてから腕を通してみたらだいぶ改善していた、これを洗濯のたびに繰り返せばユルユルになりそうである。
胴回りについては背もたれに被せる方法があるみたいだが我が家には適当な巾のが見つからないので検討中。 何とかものにして自分のものにするつもりだ。


首のたるみ

2018-01-09 | 日記

図書館の映画演劇コーナーを眺めていたら「首のたるみが気になるの」という背表紙を見つけて、何故このコーナー置いてあるのかと訳者をみたらは阿川佐和子となっていて、 自分もだいぶ前から気になっていたので早速借りてみた。
たるみの原因は 歳とともにたるんだ顔の皮が首のほうに落ちてきてブヨブヨにたるんでしまうものだ思ってたけど この本によると人の首は43歳からふけ始めだんだんとたるんでしまうのだと書いてあり 首の皮それ自体がたるんでしまうみたいである。
最近 まぶたがたるんでしまって朝起きて目を開けようとしても素直に開かないので嫌になってくる、それに 首だけでなく 胸、胴体、太腿に至るまでどこもかしこもたるんできて たるみの見本みたいなものになってしまった。
女性はだいぶ気になるみたいでタートルネック、スカーフ、チャイナ服などでカバーするみたいで、整形手術もあるみたいだ。

     

   映画「タイタニック」からレオナルド・デカプリオ、ケイト・ウィンスレット

著者は 老いることは惨めなことだと嘆いていて、 老いについての本を読むと「老いることは素晴らしい」てな事が書いてあるけど私には信じられないと盛んに茶化してる。
たしかにこの図書館の年寄りコーナーには「年をとるのは面白い」「年を取る楽しさ」とかの表題の本が並んでいるけど 年をとるのは面白とか楽しいなど 無理に言ってるみたいでそんな訳けネーダローと言いたいところでもある。
「死ぬ場所を選ぶ」「墓選び」「終活」」てな本も並んでいて こんな背表紙をみてるとますます惨めになってくる。 年が開けてまた一つ年をとってしまった、目出度くもない。
まー余り考えるのも体に良くない、今年もボケーットしながら呑気に過ごしたいものだ。


急な石段

2018-01-04 | 日記

今年の初詣は急な石段で有名な愛宕神社に行ってみる。 地下鉄神谷町駅で降り愛宕山のトンネルをくぐり左に曲がて直ぐに石段のふもとに出る。
正月のせいで賑わっているけど テキヤの店は一軒も見当たらない、ホームグランドの上野とはちょいと違う雰囲気だ。
上を見上げるとキツイ階段だ、これは無理だよと諦めてエレベーターに向う中高年の声がアチコチで聞きえるが 何とかなりそうなので登り始めた。
一段ごとの高さが結構あるので脚の短い俺には屈伸運動をしてるみたいだけど若い連中には負けるものかとなんとか付いていって後り10段ぐらいを残して渋滞となって立ち止まってしまった、渋滞が無ければ一気に上り切れた筈だけど。 止まってしまうと疲れがドット出てボーットなったので冷たい手摺に捕まって渋滞待ち。

    

    出世の階段(男坂)と女坂

この石段を馬で登った曲垣平九郎、よくぞ反り返えて倒れずに登ったものだ。 殿の命で彼の前にも数人が登って失敗たしと講談話で聞いた事があるけど怪我はなかったのか、てなことを思い巡らしながら立っていた。
ノロノロと進んで頂上についてから手水で手と口を清めてみたけど 凄く並んでいて途中でトイレに行きたくなったら困るので御参りは諦めてしまった。 今来た石段を降りようと下を見たら急坂で恐くなってしまい横の階段(女坂)から降りていく。
後で調べたら登った階段は「出世の階段(男坂」と呼ばれていて、サラリーマンのお参りにはうってつけみたいだ。 とっくにリタイヤした俺には手遅れな事である。
日頃の散歩に取り入れてる階段登りの効果が出たのか この石段はなんとか征服できて今年も元気で行けそうだし そう願いたいところ、 トイレが近い腰が痛い位はしょうがないけどね。