銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

詐欺にご注意ください!

2024年11月09日 | 見かけだおしNのつぶやき

どんより。

意気消沈でボソボソ。

どうしたんよ?肩をドッシリ叩くと一言。

「詐欺にあった」

えーーーーっ!

もう一発、

えーーーーーっ!

しっかり驚いたのは、

ついこの前、同じ手口に私があったから。

で、気をつけなあかんね、と言った矢先、

さらには、

「そんな安易な手口によう引っかかったなぁ」

と、小馬鹿に言った本人がしっかりかかったというお話。

これ、身内の話です。

身近で、2度も立て続けにあったので、注意喚起でお知らせします。

 

メールでも電話でも入口はさまざま。

内容は、、、

「携帯の支払いが未払いで、使えなくなりますよ」

「すぐ支払ってください」

「どうやら個人情報をハッキングされているようです」

「急いで」

ここまでだと、そんなのに引っかかるか?

傍観すると笑えるでしょう。

ですが、相手も相当達者でして、、、

大手通信企業の名前を当然のように語ってきます。

とにかく、「すぐ支払って」は危険ワード。

 

どうぞ笑ってやってください。でも!

身内で互いに注意し合ったのに、同じ手口にまんまと、、、

最後のところで未然に防いだのですが、

事例まで確認していたのに、我が身に降りかかると

すっかり忘れて、危うく引っかかりそうになったことに驚愕しました。

もちろん相当落ち込みました。

 

嫌な世の中ですが、こうなったのもいろんな要素が絡み合って、

ついには我が身に戻ってきたのか。

なんだか、そう思ってしまいます。

 

師走も近づく中、皆さんくれぐれもご注意ください。

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
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スペイン🇪🇸から無事帰国されました

2024年11月08日 | 見かけだおしNのつぶやき

「お宅、海外もやってるの?」

あれは確か7月、白馬に行く前日でした。

白馬の前だから、当たり前ですが、頭はすっかり白馬信州。

そこへ、飛び込む、いえ割り込むが正しい、スペインの声。

そういえば、スペインずいてた頃、あれはもう5年?6年も前かぁ、、、

銀ステの悪いクセ?

一回発注があると1つ覚えに繰り返し、同じ場所を訪ねる。

当時はスペインもよく行ってたなぁ。

そしてすっかりご無沙汰…

この度なんと、パンフレットの一行広告を見て、

新規のお客様からお問い合わせをいただきました。

結果からお話すると、

「行きたい場所へ、限られた日程で行きたい」

このご希望に忠実により添った提案が良かったのか、即決いただき

この秋、ご夫婦お二人で出発されました。

つい先日、無事帰国されて、

「ガイドさんにも恵まれて楽しかったです」

「バスクのバル巡りも美味しかったです」

まずは及第点の感想をいただき安堵しました。

今回とんとん拍子に決まったのですが、

うちの事務所に初めて来られた方は、

「あれ?ここ旅行会社?」となるはず。少なからず不安も伴う?

となると初めてのお客様が、

こうも大きな仕事を託してくださったことが不思議でなりません。

ただ思い起こせば、あの真夏日。

お二人で、初めてご来店いただいた帰り際、

奥さまが一言。

「お宅を信頼してます」

これは魔法の言葉。

これを言われると…もうこちらが手乗りインコ。

ぴいぴい。

俄然、お客様の手のひらで踊り出します。

そういうこと、すぐに察知されたのかしら。すごい。

でも本当は、こういうのはご縁ですしタイミング。

そして、結局相性です。

厚かましく勝手を言えば、たまたま

お客様と銀のステッキのフィーリングがあったのかもしれません。

提案とか、見積もりとか、基本はあるにせよ、相性も重要。

今回のお仕事は特にそれを感じました。

銀のステッキでは、個人旅行(国内・海外)のご手配も承ります。

ぜひ、お問い合わせください。

■11月 日帰り旅行ラインナップ■

11/21(木) 国宝十一面観音巡礼 一休寺はじめ山道紅葉

11/23(土・祝) 万博花火 いよいよ万博前夜祭!

11/24(日) 神戸モダン建築祭 普段非公開,特別見学!

11/27(水) 大願寺の薬草料理と室生寺 しみじみ大和路

11/28(木) 牛滝山のもみじと泉州すし

11/29(金) 三木・秋の馬術大会 馬好き!

11/30(土) 瓦屋禅寺と馬上武芸祭 馬好き!

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舟越桂 遠い目のひと

2024年11月04日 | 見かけだおしNのつぶやき

そうなんです。

ときどきいますよね、遠い目のひと。

誰の近くにも、きっと一人や二人。

私、嫌いです。

苦手です。

だって、、、

まぁ結局、遠い目の人にはどうしたって敵わないってことです。

 

だからかなぁ。

舟越桂さんの、作品を初めて目の当たりにした時。

あの、無重力の、鳶色の目に吸い込まれて、

あ、いかんいかんと我にかえってすぐ、ルノワールの乳色に釘づけ。

血管が浮き出そうな、薄い透明な皮、肌か。

乳房がとにかく美しく、これまた吸い込まれてしまって。

あかん。

いけないもの見た、その羞恥心で、目をそらしたら、

また、囚われてしまった、あの遠い目に。

待ちかまえているんですよね。

彼(か)の人はもしや?

 

舟越桂さんの訃報を聞いたのは、ずいぶん経ってから。

会いたい。

自分勝手に、いてもたっても…

それならと、先月ツアーにして箱根を訪ねてきました。

「遠い目の人がいる。

自分の中を見つめているような遠い目をしている人がときどきいる。

もっとも遠いものとは、自分自身なのかもしれない。

世界を知ることとは、自分自身を知ることという一節を思い出す。

私が感じている人間の姿を代表し、

象徴してくれるような個人に出会った時、

私はその人の像を作ってみたいと思う」記.舟越桂

異形の彫刻を前に、この言葉がよぎりました。

ー世界を知ることは、自分自身を知ることー

■11月 短すぎる今年の秋をしみじみ楽しみましょう!

11/27(水) 大願寺の薬草料理と室生寺 しみじみ大和路 決定!

11/28(木) 牛滝山のもみじと泉州すし 決定!

11/29(金) 三木・修験道の寺 伽耶院のもみじ 馬好き! 決定!

11/30(土) 瓦屋禅寺と馬上武芸祭 馬好き! 満席!

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10月の蚊

2024年10月08日 | 見かけだおしNのつぶやき

地球規模の気候変動を、まざまざと感じることになりました。

今月に入って、少し涼しくなったなぁ、と油断?したとたん、

やられました。何に?

蚊です。

まさかの10月に蚊。

刺されやすいタイプってあるようですが、まさにそれ、私。

あっ!アルコールは関係ないですよ。

飲む人に蚊が寄るっていう説は根拠がないそうなので、念のため。

 

この夏は全く存在を気にすることもなかったのに、

ここ数日、連続して刺されています。

ポリポリ、季節は一体どうなっちゃうんでしょうね。

なんて言ってたら…

 

とにかく秋だし、待ちわびた季節だし、

(そもそもこれって春にいうセリフですよね)

張り切って、お客様に営業電話を入れてみると。

「なんか急に朝晩寒なって、出かけるのが億劫になったわ」

あらまぁ!?

それは困ります。

世間でいう、夏と冬の2シーズン化が進む中、

これは死活問題です。

 

もしか、

「そういえば秋なんて季節があったわねぇ」

なんて言う日が来るのでしょうか。

そら恐ろしい。

ならばこの貴重な秋の一瞬を大切にしましょう。

今日は秋晴れ。

旅に出ませんか。

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私の良心を納得させる為にやったのですから…

2024年10月03日 | 見かけだおしNのつぶやき

そして誰もいなくなった、、、ではないですが

極小で出発して、結局、伊丹空港に戻ってきたのはお二人だけ。

ある意味うちらしいか。

 

さて、自己満足で出発した田中一村を辿る旅。

最後まで中央画壇に認めらず、没後評価が高まった不遇の画家、

まま、そう紹介される田中一村。

その大回顧が開催される東京での美術展を鑑賞して、

その足ですぐ、多くの題材となった、一村終焉の地・奄美大島に飛ぶ。

 

たった3日間で(本当は2.5日)、東京→奄美と巡り、

つくづく感じたのは、

「やっぱり、企画にはテーマが必要なんだなぁ」

正直いうと、久しぶりに“企画した感のツアー”でした。

なにせ最近は、食事場所の手配で完結することが増えました。

なぜなら売れるから。お客様のニーズが高いから。

これはこれで、それなりのハードルがあるのですが、

旅行会社のいち企画者としては、他人(ひと)のふんどし借りる企画、

これってどうなんだと、思うことも時々。

 

で、テーマに沿って、ちょっと振り切った企画を作ってみたら、

案の定、ぜんぜん売れなくて、そしてものすごくいい旅でした。

どちらも最初からわかっていました。

ご一緒したお客様から、

「やっぱり行かなわからんことってあるんやね」

「わたしらだけの特権やね、こんな旅、銀ステさんやからできたんやね」

あら、久しぶりに聞きました。

そして心底嬉しく、企画者冥利なるものを思い出させてくれました。

何より、この旅を終えて、

不思議と自分の仕事がまた好きになりました。

 

それでは、田中一村も見ただろう、旅の一場面をどうぞ。

【立神】海の彼方から島を訪ねる神さまの休憩場所

【作品の題材ともなった亜熱帯の植物】

【一村、終の棲家】

私の絵の最終決定版の絵がヒューマニティであろうが、

悪魔的であろうが、

絵の正道であるとも邪道であるとも

何と批評されても私は満足なのです。

それは見せるために描いたのではなく

私の良心を納得させる為にやったのですから…

【知人への手紙より抜粋】

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