『あら、たった今あなたのこと噂してたの?』
え?どこでですか?
『ほら、そこの美容院!』
え~!!!
アキマセン、私の聖域がまたひとつなくなりました
なんて大げさ?
いえ、
でも私にとって散髪屋は、とても大切な定義がありまして
=完全な赤の他人でなくてはなりません
うちのスタッフの中にはまるで占い師のもとに
通うように美容院とやらにいそいそ訪ねる者がいます
時々悩みを聞いてもらっているって?!
わかんね~
私にとっての散髪屋は、素の場所
若かりし頃、それなりに今風に追いつこうとしたこともありました
でも、駄目でした
何がって・・・
それは、兄ちゃんです
洒落た店で、必ず洒落た指先の細い兄ちゃんが
「お姉さん、何してる人?」と聞いてきます
あ~!!その馴れ馴れしいトーク
苦手です
聞いてどうすんねん!
もちろん営業トークだから、ムキになる必要もないのですが、
私は、散髪だけは心静かに受けたいのです
さすがに今は「お姉さん!」とは言われなくなりましたが
(これはこれで悲しいが・・・)
目の前に、
なんだか素敵な、雑誌なのに1,000円近くする
マダム雑誌をおかれた時にやぁ~
「スミマセン、週刊誌お願いしま~す」
きっぱり言います
ゴシップネタとか好き
そういう、三面記事をつらつら流し読みしながらの
散髪はもっと好き
だいたい、散髪は銭湯にいくようなもの、と位置付けています
なので頭もぼさぼさ、もちろん素っぴんです
だから、きどった会話はいらないのです
「いつものダレた人が久しぶりに来店した」でよかったのです
それが・・・
バッタリ会ったお客様から、
『あなたのこと話したら、驚いていたわよ』
でしょうね、
一応仕事の上では、まあ眉毛も描いて
だらしなく見えないようには多少の努力はしています
でも、普段の私は・・・
昔、友人に言われました
「山姥が降りて来たかと思ったわ!」
どこから降りてくるねん!!
前置きが長すぎですが・・・
とにかく先日、私は久しぶりに散髪に行ってきました
もちろん、新規店にチャレンジです
実は、うちのお客様からご紹介いただきました
条件①スタッフがしゃべらない
②週刊誌が豊富
③混んでいない
以上をクリアするお店をリクエストしました
さて、私の次なる聖域になるのでしょうか・・・
こうご期待!
っていりませんね、この話、全く
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