銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

負けんばい、頑張る県へ

2017年05月07日 | 見かけだおしNのつぶやき

いつものことですが、やっぱりどっか行こうかな、と思ったのが前日。

たまたま出社していたスタッフに航空券をとってもらったものの、

当たり前ですが、いまはGW!

高額なうえに、どこも満席。

みなさん、やはり旅の計画はお早めに、そして旅行社に相談しましょう!

 

「なんなら、一緒に新潟行きますか?

飛行機も空いてますよ。レンタカーも手配済みですし」

と、スタッフの優しいお誘い。

「嫌だよ、休みまで顔突き合わせんの」と、遠慮がちに?言おうとしたら、

「あ、でも、途中で降りて下さいね。お休みまで一緒は嫌ですから」

くそ~先に言われた。

 

もはや、毎度の家でぐうたらも魅力的に思えてきたのですが、

「あ、やっぱり温泉つかりたい!!!」

先月末から少々ハードな日々でしたので、

どうしても、濁った、匂いのキツイ、くらくらする、

そんな温泉地をすでに身体が求めていたので・・・

 

その日の夜出港のフェリーに飛び乗りました。

電話の受付では「ツーリストルームしか空いていませんよ」

いいです、いいです、乗れるんだったら、なんでも。

 

わっ。

ツーリストルームって、雑魚寝部屋のことだったのね。

知らなかった。

おお~これは久しぶりかも。

老若男女、モゾモゾうごめく空間。

なんだか急に楽しくなってきましたよ。

「旅に出る感」がすごいわ、船旅って。

神戸の港が夜のとばりに包まれてゆくって、、、そんな綺麗なものではなく、

おっさんのイビキと寝相の悪い子供の蹴りをうけながら、

それでも船底と同じく深い深い眠りに陥ったのです。

さて、私がどうしても目指したかったのは、

個人的に、三本の指に入るほどお気に入りの温泉地、

その名も「地獄温泉」。

阿蘇のふもとにある、白い濁った硫黄泉が特徴の温泉です。

残念ながら、先の熊本地震(今も余震が続く)で、現在は休業中です。

もちろん宿泊は無理ですが、とにかく阿蘇の温泉に入る、を

目的に旅を始めました。

 

早朝、大分港に到着。

ほんと、船旅って、旅情をかきたてられますね。

 

ライダーも準備万端。

それぞれの、九州の旅が今、始まります。

みなさん、いい旅を!

 

まずは、体慣らしにひと汗かきますか。

一度、訪ねてみたかった、別府温泉「竹瓦温泉」(入浴代100円なり)

飲み屋街のど真ん中にあるんですよ!

気だるい繁華街の朝にこの建物がデデンと。

この雰囲気、いいわ~

さっそく、地元温泉オババ(勝手に名付けてごめんね)の

洗礼をうける観光客の若いお姉さんたち。

(私は若くないので除外)

「しっかり、洗って入らな!」

「水足したら、お湯がぬるくなる!」

「洗い場は、そこ違うよ!」

「タオル浸けない!」

などなど、公共の湯には、かならず厳しい温泉オババがいるのです。

 

ちなみにこの方、別府の有名人「油屋熊八」

バスガイドはこの人のアイデアなんだとか・・・

別府を一大観光名所と、全国に知らしめたそうです。

 

九重の大吊橋など寄り道をしながら、

緑が萌える「やまなみハイウェイ」を抜けていきます。

 

ちなみに阿蘇までに浸かった温泉は四ヶ所!

どこも特徴があって、甲乙つけがたい、名湯ばかりでした。

 

熱湯とぬる湯で入り口が違う「別府駅前温泉」

九重の山あいにある日本一の打たせ湯「筋湯温泉」

今旅、一番!奥黒川温泉「耕きちの湯」

私が求めていた白濁色のクラクラめまいがするほどの、危ない匂い。

これが、心身にじんわり。ああ、よかよか。

阿蘇の北側にある内牧温泉「入船」

阿蘇の南側は、被害も甚大でまだまだ復興が間に合わず。

それでも、北側から、少しずつ日常を取り戻しているようでした。

阿蘇まで来たら、やはり草千里。

国内外から沢山の観光客が訪れていました。

でも、ところどころに、地震の爪痕は残ります。

阿蘇から熊本市内に抜けるまで、大渋滞でした。

それも、道路の復旧が追いついていないことが原因のようでした。

熊本市内では、地元商店街の果物屋のおっちゃんに

お勧めの居酒屋を聞いて尋ねましたが、

これが大正解!

路地裏の昭和なこの感じ、好きだわ~

 

「よかよか」「よかよか」

店主の声が、心地よく、お酒もすすむのでした。(毎度のこと)

 

熊本城にも、沢山の観光客が溢れていました。

豊かな水をたたえる、水前寺成趣園へも。

 

まだまだ、街は復興の最中で、

観光気分で歩いていても、いたるところで

「はっ」とさせれるのですが、その感覚が大切なんでしょう。

見ない、という選択もありますが、

見ることで、「まだまだなんだ」と知って、

寄り添えることの方が大きいように思うのです。

 

例えば私は・・・

「お客様を、熊本にお連れしたいな」

「あのおばちゃんの店(居酒屋)に仕事と称して又、行きたいな」

「次は、地獄温泉、開業しているかな。していて欲しいな」

「奥黒川温泉のあの温泉地は、きっと誰も知らないだろうから、

ツアーで組入れたら面白いだろうな」など、

これっぽっちのこと、その積み重ね。

 

いたるところで、頑張るくまモン。

ゆるキャラの立ち位置も超えて?!

「負けんばい、頑張る県(けん)」とダジャレまで言っていました!

 熊本城の巨木くすの木に陽が差し込んでいました。

 

今回いただいた郷土料理は・・・

やっぱり、チャレンジしないとね。馬刺しです。

ニンニクたっぷり熊本ラーメン

ぶっとい平麺のダンゴ汁

天草のタコのかき揚げ丼

うまか、うまか。

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明日5月8日(月)から通常営業です。

皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。

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さて、突然ですが、
銀のステッキでは、スタッフを募集します。
当社のホームページをご覧の上、
業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。
詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。
「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!
でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!
それが何かは、わかりません。
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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…

銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
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