銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

隠岐の島、ふたたび

2023年06月28日 | Hの生きる喜び、それは

この2年間で4回目のご案内となった隠岐の島
つまり、1年に2回、宿泊ツアーにおいてこれは銀のステッキでは異常な率

それだけ、「隠岐の島」に、さらには日本初のジオホテル「Ento」エントウに
皆さん惹かれておられるのかもしれません

先々週、私が一番好きな島「礼文島」に添乗で行ってきましたが
「隠岐」は2番目に好きな島かもしれません

日本史が、特に鎌倉時代が好きなので
後鳥羽院が流された地、というだけで、ぞめきたつのです

しかし、今回はそんな感情に悠長に浸っている間もないほど??
天候に翻弄されました

【一日目】大雨、霧、雷
飛行機が着陸できず上空30分旋回
隠岐の島に何とか着陸するも、大雨の洗礼、階段は滝、道は川、傘をさしてもずぶ濡れ
ローソク島遊覧絶望視されるも、なんと、「出航します」の連絡、
船苦手の身としては、「欠航にして~」の心の叫びむなしく
皆さん「良かったねー!」と大盛り上がり
結果、ローソクに火が灯ることはなかったですが
ダイナミックな奇岩クルーズに大興奮の皆さんでした

【2日目】 晴、暴風
よく、災害センターに「風速何メートルの台風体験」というのがありますが
この日の暴風は、そんな生易しいものではなく
この身もろとも吹き飛ばされそうなほどの、本気の暴風

西ノ島の摩天崖、「危ないから戻りましょう!」の私の声も暴風にかき消され、
展望台の先っぽまでどんどん進まれる皆さま

牛まで私を狙ってきた! 

よーく見ると、皆さん手に手を取って、支え合って歩いておられます

この無邪気な笑顔、ステキな一枚!

海の青と空の青と草原の緑

日本にいることを忘れそうな場所です
何もかも、空っぽになりそう

夕刻/ 曇りから一瞬の夕陽

話題の島ホテルEntoでの夕食時
ずっと厚い雲に覆われていた空が割れるように
夕陽が顔を出し、光の筋が現れました

思わず、歓声、ピース

【3日目】 早朝大雨、午後曇り

行きは飛行機で50分で来れる隠岐
帰りは、フェリーと列車を乗り継いで丸一日の行程

境港から目玉のおやじ列車にも乗り、鬼太郎に別れを告げ


隠岐の島の果てしなさを実感

まさにEnto=エントウ=遠島

「隠岐楽」おきらくな旅とはいきませんでしたが
それがかえって、記憶に刻まれる3日間となり
隠岐の多彩な側面を感じることができました

隠岐ってやっぱり深いです

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