目的地に向かいながら、同時進行で予習をする。
これが常ですが、このときも、朝から大慌てでネット検索していました。
「越後妻有・大地の芸術祭ってなに?」
越後なんだから新潟。
でも、妻有(つまり)って、どこ?
ということで、地図を見ても出てこない。
検索に検索を重ねて、ようやくわかりました。
新潟に妻有(つまり)という地名はなく、「とどのつまり」からの造語。
なんで、とどのつまりかというと、新潟県と長野県の県境、
信濃川が信濃川であるいちばん奥の場所、というところから来たようです。
(信濃川は、長野県を流れているときは、千曲川という名前に変わります)
というわけで、長野県境に近い十日町・津南町で行われている
「越後妻有・大地の芸術祭」に行ってきました。
これも作品、「たくさんの失われた窓のために」
そして、芸術祭いちばんの人気スポットがこちら、清津峡トンネル。
こちら、もともとは日本三大峡谷である清津峡(ほか二つは黒部峡谷と大杉谷だそう)を
見学するための、観光トンネルだったもの。
いっとき廃れていたのを、芸術祭で取り上げたことから人気が出て、
いまや週末は完全予約制。
・・・とこんな具合のアートトンネルを数百メートル歩いた先に、
最早お馴染みのこの風景が広がります。
先端からの風景は、こんな感じ。
この景色を見るためとはいえ、観光トンネルを掘ってしまうのですから、
パワーのあった時代なんだなぁ、、、と、
タイムトンネルを抜けた気分になりました。
さて、足を拭いてから、再出発。
信濃川が信濃川であるどんづまりの地域、
妻有(つまり)で行われた大地の芸術祭。
自然の風景は、手を加えずとも、それだけで芸術です。
県境を越えて長野へと入れば、そこは北信五岳に抱かれた斑尾・妙高高原。
住んでしまえば、そこが世界の中心なのでした。
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<日帰り旅行>
・9/27(金) 奈良 白毫寺の萩 出発決定
・10/10(木) 梅芸「モーツァルト」 残席僅か!
<宿泊旅行>
・10/1(火)~3(木) 奄美大島と田中一村展 出発決定!
・10/4(金)~6(日) 弥陀ヶ原ホテルの星空 出発決定
・10/9(水)~11(金) 東北・安比高原リゾート 出発決定!
・10/16(水)~17(木) 厳島観月能「黒塚」出発決定!
・10/21(月)~23(水) 黄葉の八ヶ岳高原 …出発決定!
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