銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

スーダンの少女と宝塚のおばさん

2010年01月07日 | 見かけだおしNのつぶやき
何の因果か前職も「形なきもの」を売っていました
はい
この良く回る口先三寸で・・・(笑)

その当時、営業をする上でよく使ったお話のひとつ

――スーダンの少女が言いました
魚をくれた人のことはすぐ忘れてしまった
でも
その魚の採り方を教えてくれた人のことは
一生忘れない――

最近久しぶりにこれを思い出すことがありました

お正月、添乗でご一緒させていただいたお客様
初めてご一緒させていただいた方でしたが・・・
少人数の旅とあって初日から勝手しったかのような
親しみを感じ、まさに家族旅行に出たように
和気あいあい

そんな中、そのお客様、ことごとく私の体を触っては
「あなたブヨブヨ、筋肉が衰えているわよ!」
銀ステの仕事柄?すぐにエスカレーター、エレベーターを探す私
(もちろん職業病ですよ!!)

でも今回ご参加のお客様はなぜかそろって万歩計を肌身はなさず
「一万歩まであと何歩!」が合言葉
階段崇拝者?!
私だけでした・・・広い空港内で文明の利器を利用していたのは!!


長時間バスに揺られる中、ぼんやり窓の外を見ていると・・・
「あなた、時間がもったいないわ、腹式呼吸しましょう」
「吸って、はい、おなかに力入れて、はい、吐いて」

お食事をご一緒した後は・・・
「あなた、食事が早いわ!もっとゆっくり噛んで食べないと!」

大寒波の北京観光に震える私に・・・
「あなた、冷え性ね、水分もっと摂らないと!」

空港内でフライトキャンセルに途方にくれる私に
「時間がもったいない、スクワットしましょう!」
「駄目、お尻が前出てる、もう一回!」
・・・スパルタです


お気づきでしょうか
この方、お医者さんです

五日間の旅の中で、冷え性で筋肉が衰えてきた私に
ことごとく注意喚起をして下さいました

そして、その旅のアンケートに・・・・

――銀のステッキのお客様に、この素敵な旅を
一回でも多く参加して、いえ参加させてあげて下さい
そのためには
あなた自身が元気でなければなりません
人を元気にするには、あなたが元気でいることが大切です――

「病は足から」
銀のステッキを持つようになったお客様を受け入れるのではなく
その前に、自分の足で歩いて旅することの素晴らしさ
そしてそれは日々の努力で継続できる、
そのことをあなた自身が見本に、銀ステのお客様に伝えて下さい
・・・そうありました

不摂生な生活は私そのもの 
でも、今は私の体は私だけのものではないのかもしれません
反省・・・

「次会う時までの約束よ」
はい、早速、ご指示どおり腹式呼吸始めました・・・
継続は苦手なり(とほほ)



▼添乗レポート 「中国貴州省・苗族の村を訪ねて」はこちら
http://ameblo.jp/arailuka/entry-10433917948.html

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TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
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■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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