銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

マスクはずすと金木犀の香

2021年11月03日 | 見かけだおしNのつぶやき

先月の後半あたりから、急に空気が変わるといいますか。

金木犀の甘い香ならいいんですが、ちょっと違う。

例えるなら、

扇風機ぶんぶん回してた、よく朝、

電気ストーブを出すような感じでしょうか。

実際、自宅のリビングには出会うことのなかった2機が

仲良く並んで鎮座しています。

 

ここ数日、観光バスの手配を入れようとすれば、

「無理ムリ!」「溢れちゃって、こっちも困ってるくらい」

何、寝言、言ってんの、ばり。

おお、景気の良い事で、うれしい響き。

「よかったですね、いい傾向、こっちも気分上がりますよ」

と、のんきに電話を切ったものの、困った困った。

バスがないなんて!

でも、やっぱりこれは嬉しいことです。

紅葉のシーズンですもの、これが当たり前だったわけですから。

とはいえ、バス会社の方の本音を聞けば、

「嬉しいけど、バスが足りないんじゃなくて、

運転手が足りないだけだからね〜複雑」

 

バス会社さんもこの2年、困難の渦でした。

何より、運転手さんをキープすることが大変だったはずです。

それがいきなりの変化で、バスの需要が増えても、

チリチリバラバラになってしまったドライバーさんの確保は、

なかなか至難の業のようです。

 

今週に入って、銀のステッキでも変化がありました。

御一行様の貸切バス旅行と、

個人の手配旅行の問い合わせが重なってありました。

やっぱり、「旅行に出る」とは一つのバロメーターですね、

日常が戻ってきたという。

 

旅の相談にご来店いただく方が続く中、

あるお客様の言葉が耳に残りました。

「銀ステさんも大変だったでしょう。

どうしているか心配してたけど、、、

よかった、まだ、あって」

 

まだ、あって。

 

そうか、そうですよね。

 

いろんな意味で、この言葉が言霊になって、

その日、何度も咀嚼することになりました。

 

生き残ったのか、生き残されたのか、

一日ぐるぐる。

節目でもなんでもないのですが、

ただ、今日まで支えていただいた方々があったからこそ、

今、ここにあるんだなぁ、と、

皆さんの顔がやはりぐるぐるぐるぐる。

 

通りすがりの街角の小さな旅行会社。

まだあったんですよ。

ぜひ、思い出していただいたら、怖がらず?

ドアを開けてくださいね。

奇跡的に(と言っていいんですよね!?)

皆、元気でやっております。

『銀のステッキ旅行霜月便り』

11/5(金)発送予定です。

ぜひ、お知り合いの方をご紹介ください。

秋から冬までの季語満載の旅をお届けします。

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銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
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