銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

萩の白毫寺と、高畑の新薬師寺

2024年09月28日 | Hの生きる喜び、それは

春日原始林に連なる高円山を背に、
新薬師寺、白毫寺といった古刹が点在する高畑界隈

東大寺や興福寺のあたりは、観光客と鹿の群れで大賑わいですが
ほんの少し移動して高畑界隈にくると
驚くほど静かで、落ち着いていて、しっとりとした風情が漂っています

ところで、今回の訪問地は

白毫寺と、新薬師寺

「白毫寺」とパソコンで調べると、
真っ先に、”藤”、”丹波”と出てくるので、
お客様の中には、「あら、あの白毫寺じゃないの?すっかりそう思って…」という方も

丹波ではなく奈良で、藤ではなく萩です

最初に訂正して、次へ話をすすめると

「新薬師寺って、薬師寺の何か?」とのお声

いえ、残念ながら違うんです

薬師寺は、あの有名な管長「高田好胤さん」と、国宝の薬師三尊像が有名で
新薬師寺とは宗派も年代も全く異なり、関係のない別のお寺です


こちらが新薬師寺
無駄がなく、均整のとれた美しい本堂(国宝)

と、また訂正

何事も、知名度 二番手となると・・・ 一番には及びもせず

日本一の山は富士山、とはだれもが知っていますが
二番目は?即答できる方は少ないかもしれません(ちなみに北岳)

「二番手」といいましたが、
本当は、一番も二番もないんですが、、、

1300年以上、萩の名所として万葉集にも謳われてきた白毫寺でしたが、
ここ数年の暑さで、すっかり元気がなくなってしまい、
心寂しく感じていましたが・・・

午後に訪ねた元興寺では、彼岸花とあわせて、秋の到来を感じることができました

さながら、民藝館のようなお食事場所は、
棟方志功に影響を受けた、佐藤勝彦氏の作品がお部屋を彩ります

  

食器もすべて、こだわりの民芸品
ずらりと並ぶ蕎麦猪口に、馬の目皿

やさしく親切なご夫婦が経営されています

お食事にもそのやさしさがあふれている、素朴でとても美味しい
今回の旅行にぴったりのお食事でした

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