銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

長良川の鵜飼

2021年08月08日 | Hの生きる喜び、それは

岐阜県への1泊2日の旅
涼しい山間部、、、だったらよかったのですが、猛暑ど真ん中のエリアへ

皆さま、まずは暑い中お疲れ様でした

タイトルは
「長良川の鵜飼と、モネの池と、観光列車”ながら”の旅」という
テーマがあるような、ないような?オムニバスツアー

皆さまの旅の目的は、というと、ほぼ全員「長良川の鵜飼」
嵐山や宇治川のは見たことあるけど、本場の長良川で見たくて
一度も見たことないから、どんなものかと思って(実は私もでした)

鵜は武庫川でもよくいるけどなあ、と思いながら・・
※武庫川のはカワウ、鵜飼の鵜はウミウです!

(徐々に日が沈む中、踊り船が出てきました)

鵜飼とは、鵜を巧みに操って川にいる魚を獲る古代からの漁法のことで、
少なくとも古墳時代には鵜飼が行われていた可能性があるそうです

長良川には、6名の鵜匠が活躍しておられるのですが、
彼らの正式な名称は「宮内庁式部職鵜匠」
つまり、宮内庁から正式に任命を受けているのです
ちなみに、世襲制です

半年間は、毎夜鵜飼
残り半年間は、パートナーの鵜のお世話をして絆を深めるそう

こっそり聞いた話、鵜匠の方の年収は・・・驚きの!!
いえ、ここでは控えておきましょう

鵜匠は、巧みに鵜を操ります
かがり火に驚いた鮎を捉える鵜
鵜が、健気に頑張る姿がいとおしい!

そして、ピョコピョコ顔を出したり潜らせたりする仕草が、可愛いではありませんか

小魚であればゴックン
大きい魚(鮎とか)であれば、クぃっと吐き出させます

鵜飼のクライマックスは、この「総がらみ」

6艘すべての鵜飼い6筋の光が川面に浮かび上がり、幻想的です
船が川幅いっぱいに並んで鮎を浅瀬に追い込んで捕らえます

そして最後は、自分たちが乗っている船に鵜船が近づいてきて、
間近に鵜飼の様子を披露

千数百年変わらない漁法、それが今も伝えられ、行われているという事実
それだけでも素晴らしいです

久しぶりの、皆さまと過ごす「夏の夜」でした

昨年から、祭りは中止、花火は中止、夜のライトアップもイベントも何もかも中止
そんな中、久しぶりに夕闇迫るなか、出発し、
まだまだじわっと暑い中、うちわをパタパタしながら待つこの時間

夜風をあびる心地よさ
イベントが終わる頃にはすっかり夜も更けて、
長い一日だったなあと、汗だくの自分をふりかえるこの瞬間

2年ぶりの懐かしい感覚でした

これでこそ”ニッポンの夏”です

そう、私は夏が大好きだったのです!

淡水魚水族園で出会った 確か、オオナマズ

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