銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

卒ロンの成果

2009年11月20日 | のほほん同志Aの日常
「大丈夫? たおれてない?」
最近、お客さまから、よくこんなお声をかけられます。

お送りしている旅のお便りやブログから、
ツアーが続いている様子をご覧になって、
親心でしょうか、喜びながらも
ご心配をいただいているようです。

でも大丈夫、
こう見えて、体力には自信があります。
というのも…

今朝の通勤電車でのこと。
向かいの席に、見覚えのあるセーラー服姿の女子校生2人が座りました。
かつて3年間を過ごした高校の制服です。

懐かしさについつい眺めていると、こんな会話が聞こえてきました。

「卒ロン、どうなってる?」
「私、あと14周」
「○○ちゃん、こないだ休んだから、あと36周やって」
「えー、ムリムリ」

…!

一気に高三の冬にフラッシュバック。
卒ロン、まだあるんだ…

卒ロンといっても「卒業論文」ではありません。
「卒業ロングラン」です。

男子はたしか校庭を150周、女子は100周。
これを走らないと、卒業させてくれません(本当です)。

「走って体力つけて、受験を乗りきれ!」
というのが伝統の進学校 (頭、悪そう…)。
体育の授業の厳しさは、他校にも知れわたっていました。

まずはチャイムと同時にスタートする「周回走」でグラウンド5周。
ちんたら走る人は皆無、みんな自己ベストをねらって真剣そのもの。
私も「周回走」の前日は睡眠をたっぷり取り、
午後イチの授業では昼食をぬくなど、万全の状態で臨んでいました。

また雨が降れば、いつもの「周回走」がなぜかエンドレスに。
通称、「ロングラン」。
水たまりのグラウンドを雨に打たれながら1時間、
ただぐるぐる走り続けるのです。
だから雨の日は着替え必携。

他校に通う友人に聞くと
「雨の日? 体育館でドッジボールかバスケ」
と、当たり前の答えが返ってきて
心底うらやましく思ったものです。

さて、その厳しい3年間の集大成が「卒業ロングラン」。

高三の秋から、週に3回の体育の授業は
ひたすらこの「卒ロン」に費やされ、
走りきれない場合は放課の居残りランニングでゴールを目指す、
そんな日々が受験直前までつづきます。
よくまあ、父兄から文句が出なかったものです…。

ともあれ、走りに走った3年間で体力は確実につきました。
おかげで元気にやっておりますので、ご安心ください。


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