こんなに陽光燦々ふりそそぐ冬の海って、
瀬戸内ならではなんだなぁ、と。
初めて冬の瀬戸内を旅しました。
なにせ“冬の海”といえば日本海。
どんより曇天から降る重いドタ雪が荒波に舞う、
そんな風景がインプットされたままでした。
なんでも流行り時には乗り遅れて、遅れたまま今日に至ることは
日常茶飯事ですが、
長らく旅行業に携わって、やっと「しまなみ海道」を渡りました!
その都度、現地ドライバーが、“サイクリスト”なる言葉を発して、
「へぇ、しまなみ海道ってサイクリングする人の聖地なんや」
と、今更知る始末。
さらに、海へと続く傾斜地にはオレンジやイエローの柑橘カラーが
ポップに彩られていて、視覚にも温暖というのがわかります。
どこまでも穏やかな海が続き、
その副産物としてある島の豊かな食材に魅了されて、
移住してきたというドライバーさんの話がすんなり入ってきました。
冬の瀬戸内いいやん!
この景色を前に、今?
ごにゃごにゃ井戸端会議が始まりました。
【今治市伊東豊雄建築ミュージアム】
みかん畑の傾斜地にこの建物を建てるのは困難の連続。
それでもこの島の美しさに、やはり魅了された建築家・伊東氏が
若い建築家を育成する目的も兼ねた美術館を、
ここ大三島に建てることを決めたそうです。
スタイリッシュなミュージアムショップの前にも無料の蜜柑が!
なんかいいですね。
【柑橘の島っぽい】
【しまなみ街道映え】
平山郁夫筆
その平山郁夫美術館の庭に、作品名「季節の移ろい」?
朝のラッシュアワー?
【瀬戸田 アズミセトダ】
アマン創業者エイドリアン・ゼッカ氏が手掛ける日本旅館に寛ぎ。
添乗員は、さすがに手が出ずに外食。
人っ子一人いない島の夜。寒い。暗い。侘しい。
ようやく探し当てた赤提灯。
やっぱり広島ですから、冬の味覚は、これですね。
こういう出会いが旅ってことで、暖をとってホッとした瞬間です。
2日間、あちこちで、普段はほぼ口にしない蜜柑を頬張り、
「これでこの冬は風邪知らずやね」
皆さんとお約束のフレーズで旅を終えました。
何事も体幹力。
■雪の富士のぞむ日本平ホテルに寛ぐ■
■2月9日(水)〜10日(木)
■料金:2名一室99,000円
1名一室119,000円
■見どころ:民藝好き、雪冠の富士山、
優雅ホテルライフ、
いちご🍓、お寿司🍣
ぜひ、ご一緒ください。
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