銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

15年目って、なかなかやなぁ、と思ってもいいですか?

2023年06月17日 | 見かけだおしNのつぶやき

今日はたまの休日。

せっかくだしどこかに行こうか?

と思って真っ先に浮かんだのは東京。

嗜好もありますが、来月の東京行きツアーで気になることも。

ならば職業病ってことか。

 

会社を立ち上げた頃は、

旅行業法規定(第3種)もあって、宝塚周辺を企画するツアーだけでやってきました。

当社でいうところの「わが町再発見の旅」

よくもまあ、これだけこじつけて企画したもんだ。

(ないなりの知恵フル稼働?)

改めて見直すと、

なかなか穴場すぎて、これをツアーとして案内するのもどうかと思う

ニッチな企画の連続でした。

よって勝手に悦に入ることもありました。

でも、今ならわかります。

需要と供給のバランスがあってのこと。

よくぞ、ご参加くださいました。本当に。

いろんな思い、支えがあってのツアー催行だったんですよね。

 

ところで当時、夏の風物詩としてよくご案内していたツアーが、

「釣り忍とジュンサイの旅」

これこそ地域性もあって、わが町再発見にふさわしい旅と今も自負しています。

先日久しぶりに、そのツアーが満席で出発しました。

 

何度もご案内してきたので、

企画手配する側も、お馴染み感があって

添乗員へのレクチャーがおざなりになっていたのは否めません。

事後、お客様からの諸々のご意見の中で、

私が、あっと思ったのは、、、

「ジュンサイを食べるツアーとはわかって参加していても、

その他に行く行程を知らずに来ている人が多いのに驚いた!」

というご意見があったことです。

あっと思ったのは、こちらはすっかりそれを肯定して長いので、

そもそも当たり前のご意見をいただいたことに発した「あっ!」でした。

 

「どこに行くか知らないけど参加する」

驚かれるでしょうが、

銀のステッキでは、もはやなきにしもあらずのことです。

この言葉だけを検証するなら、色々ご意見、問題ありでしょうが、

やはり、これぞ銀のステッキなのです。

言うなれば、15年の信頼の賜物。

これに応えるためにも、裏切らないためにも、

旅の終わり、

「楽しかったわ」と帰っていただくことが

私たちの最大の使命、「仕事」と呼ぶにふさわしいことなのでしょう。

 

うっかりちょっと尖った企画を作っちゃいました。

やっぱり、来週、東京行ってこよう。

 

好きなことを仕事にさせていただき、ありがとうございます。

あっ、東京に行くことじゃありませんよ、

好きなこと…願わくはこれは次回、20周年で。

 

改めて15周年を迎えられるのは、お客様だけでなく、

銀のステッキに関わっていただいた多くの方々のおかげです。

厚く御礼申し上げます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

【創立記念日帰りミステリーバスツアー】

日時 6月23日(金)

金額 10,000円

集合 大阪8:00 川西8:30 宝塚9:00発

行先 ミステリーツアーです。西へ向かいます。

スタッフ一同でご一緒します。

ぜひ、ご一緒ください。

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.co
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サロンウォーク「ジャカランダの花」

2023年06月16日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

月に一度のワンコインウォークも今年で6回目。

もう折り返しです。

ならお正月もすぐ?怖いです。

本日は、ジャカランダの花を見に行ってきました。

集合場所は、地下鉄中央線の“朝潮橋駅”。

確認の電話では

『どうやっていくの?乗り換えはどこ?スマホで調べても出てこない!』

と、そもそも集合場所までたどり着けるか不安な声がちらほら…。

集合場所で不安な顔のお客様を発見。

お声をかけるとホッとした顔をされました。

お疲れ様でした。こちらもホッと、本当に良かったです。

さて、目的地はジャカランダが咲く八幡屋公園。

“ウォーキング”と言うには、距離が短い。

と、思いましたので、公園内をぐるぐる歩くことにしました。

苗木のジャカランダから大きな幹のジャカランダまで

公園のあちこちに見るべきものが溢れていて、

お花好きの皆様、嬉しそうでした。

公園には、シロツメクサの野草もたくさんあり、その中に

『四つ葉のクローバー』を発見された方は、

『幸せもらえたー』と、歓喜の声を上げられました。

それを合図に皆様、腰をかがめて探し始められました。

木々がたくさんの公園は、日陰と風が心地よく流れ、

とても気持ちのいい梅雨の晴れ間のウォーキングとなりました。


さて、次回は…

◼️日にち:7月5日㈬

◼️集合場所:阪急『中山観音駅』改札前10:00

◼️中山寺の蓮の花を観賞します。
 事前、お申込みの上、ご参加ください。


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心根さんとあじさい寺

2023年06月15日 | のほほん同志Aの日常

梅雨の晴れ間が広がった昨日、
長岡京の楊谷寺さんを訪れました。




目の神様としてしられますが、この時期はなんといっても紫陽花。



「どう~ぞ写真、撮って下さい」
「SNS映えしますよ!」
…の演出があれこれ工夫されており、
若い方々の姿もたくさんありました。



とはいえ、過ぎたるは…なんとやら。
せっかくの演出なのに、ちっとも写真撮ってなくて、すみません!


そして、お昼はお楽しみ、高槻の山あいにある料亭「心根」さんへ。

「草や木は根が枯れぬ限り、いつかは花を咲かせ実となり
 また冬を越し、やがて春を迎えます。
 人も同じく生命のあるかぎり、心にも根があります。」

ご店主のそんな思いから名付けられたお店です。
この地に何十年前からあるのでしょう。
ふたたび命を吹き込まれた堂々たる古民家。








・・・あ、こんなところにも紫陽花が。

あの言葉そのままの、お人柄のにじみでるご店主さんに迎えられ、
ほろ酔い気分のひとときを、皆さん過ごされたのでした。


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石、石、石の世界

2023年06月13日 | Hの生きる喜び、それは

石、石、石の世界

正確には、石仏、石塔、そして石段

白洲正子著「かくれ里」をめぐると題し、

「石の寺」をテーマに東近江の石馬寺(いしばじ)と、石塔寺(いしどうじ)を訪ねました

本来の目的はこちら

聖徳太子ゆかりの寺、石馬寺での70年ぶりの御開帳

ただでさえ、素晴らしい寺宝に仏像、そして、先ほどの写真のような
乱れ石積みの石段(かんのんざか)の風情

これだけでも充分、お腹いっぱいですが
さらに御開帳が重なり、普段はひっそり、
それこそ「かくれ里」の雰囲気ですが、

今日ばかりは賑わっていました

白洲正子さんなら、どう感じるでしょう

そして、もうひとつの寺が「石塔寺」
冒頭の写真、三重石塔は、日本最古、最大の石塔です

かの白洲正子さんは

「石塔寺へ最初に行ったのは、ずいぶんの前のことだが、
あの端正な白鳳の塔を見て、私ははじめて石の美しさを知った。
朝鮮にも、似たような塔はあるが、味といい、姿といい、
これは日本のものとしかいいようがなく、
歴史や風土が人間に及ぼす影響を今さらのように痛感した。」と語り

司馬遼太郎さんは

「最後の石段をのぼりきったとき、
眼前にひろがった風景のあやしさについては、
私は生涯わすれることができないだろう」と書いています。

人は本能的に高いところをめざす
そこに何かあることをわずかに期待して

そして、降りてきたとき
人は生まれ変わるのだそう

石馬寺で350段の石段をのぼり、
石塔寺で158段ののぼり、
千有余年の悩みや苦しみを静かに語る、一万基以上の石仏を眼前にしました

下界へ降りてきたいま、

私は、生まれ変われたのでしょうか

緑の瑞々しさが目に沁みる参拝日和でした

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近江八幡、週末にふさわしいツアーでした

2023年06月11日 | のほほん同志Aの日常

「あれ、琵琶湖は、、、どっち?」

思わず、きょろきょろ。

琵琶湖の水郷巡りのはずが、バスが止まって降ろされたところの周りは、田んぼばかり。
琵琶湖は姿も形もありません。



「琵琶湖はあの山の向こうです。ここは内陸に4キロほど入った水郷です」



あぁ、なるほど、そういうことでしたか。

「あれ、これ、なんの鳴き声… カエル?」

またも勉強不足の添乗員、

「オオヨシキリです。夏にやってくる渡り鳥」

あぁ、道理で。
今日は、大きなカメラや双眼鏡を携えたバードウォッチャーのお客様がいらっしゃいました。



ここ、近江八幡の水郷は水鳥たちにとっては楽園。
少し前までなら、カイツブリの親鳥が、ヒナを背中に乗せた、こんな姿も見られたそうです。

午後からは、たねやさんプロデュースの「ラ・コリーナ」へ。
ほんの数年前までは、ぺんぺん草が生えた場所だったような記憶がありましたが、、、

宮崎駿さんの世界に紛れ込んだような空間が広がっていました。








のんびり鳥のさえずりに耳を澄ませながら船に揺られ、
焼きたてバウムクーヘンもお土産に、、。
週末にふさわしい1日でした。

***お客様からのお便り***

近江八幡水郷めぐりありがとうございました。

週間予報では雨でしたので、心配しましたが、お天気に恵まれ、

葦の緑が濃く、手漕ぎのギーッと軋む櫓の音、

櫓が弾く水の音、葦の間から聴こえるヨシキリのギョギョシーという鳴き声に、

心が安らぎました。


そして念願のオオヨシキリが運良く一瞬でしたが、

葦のてっぺんに留まってくれましたので、写真撮れました。

嬉しいです。

ラ・コリーナ近江八幡で、

たねや(クラブハリエ)の焼き立てのバウムクーヘンを食べました。

美味しかったです。

昔行ったたねやと違ってメルヘンの世界でした。 

屋根の上に草花が植わっていて、田畑があり、

丁度、田植えが終わっていてのどかでした。

命の洗濯が出来た一日でした。

素敵な企画をありがとうございました。神戸市FM様

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