ガンジス・河の流れ

インド・ネパール。心の旅・追想

ジャンキーの旅          No2 Ward・・・・・56

2014-04-09 | 3章 デリー中央第一刑務所No2Ward

その後ぼくは眠ってしまった。キシトーが呼んでいるとピーターがぼくを起こしたのは9時少し前だった。食器を洗う当番日だったので急いで洗っていると刑務官が来てクラスが始まるから早く行けと言う、そこへキタが飛んで来た。面会名簿にぼくの名前を見つけたのだろう知らせに来てくれた。面会名簿はワードゲート前の大きな木に第1次、第2次と順次に貼られる。面会者が刑務所に着くと早い者から面会名簿に登録をする。例えば
 番号 面会者 ワード番号 被面会者
 ①  マリー  ②    トミー
 ②  インド人 ⑧    ・・・
 ③  インド人 ④    ・・・
 ④  スリランカ人②  ショッカン
 ⑤  ナンシー ②   キシトー
第2ワードの面会名簿には
①  トミー
④  ショッカン
⑤  キシトー    
と書かれた紙が貼られる。


昨日の昼前呑んべぇTさんが来た 素面で竹の子2本を手にしている 掘っての帰りだ
有難くない差し入れ 料理の方法を知らない いらないとは言えない 1本だけ貰った
ネットでレシピを調べる 米のとぎ汁かぬかを入れてあくを抜く 面倒くさい 
鍋に水を入れ沸かす その間に皮をむき鍋にほたりこむ しばらくして蓋をあける
あく等ない 湯がちょっと黄色に変わっているだけだ これであく抜きは終わったのか
竹串を刺すと通る 皿で冷やしながらレシピ調査 煮物は難しい あったぁ竹の子のバター焼き
薄く切ってフライパンで焼く 軽く焦げるとマーガリを入れしょう油、みりんで味を調える
うまぁ~かぁ~ 絶妙な味ではないか 料理のセンスがあるのかぼくは・・・アホかぁ~
明日 Tさんと竹の子掘りに行く


  
コメント
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