たすくの空中散歩

千葉県我孫子「石臼と麦」店主、相澤たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

土と平和の祭典2010~農的暮らしのすすめ~

2010年10月11日 11時32分27秒 | 一喜一憂

とっっても素敵なイベントのお知らせを、知人の平魚泳さんからいただきました。
「土と平和の祭典2010」@日比谷公園!!

音楽で綴る農的暮らしの一大イベント!!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

土と平和の祭典 2010
http://www.tanemaki.jp/saiten2010

農家市場と野外コンサート。大地に感謝する収穫祭。
2010年10月17日(日曜日)10時開幕!
入場無料・雨天決行

◎種まきビッグステージ 10:00-17:00 ソーラートラックステージ
農的暮らしを応援するアーティストたちの心のこもった
ライブパフォーマンス! 日本版 FARM AID!!

【出演ミュージシャン】
根っこ/アンニャ・ライト/サヨコオトナラ/UA/FUNKIST
関東アイヌウタリ連絡会(アイヌ音楽)/Yae/加藤登紀子

【COP10メッセ-ジ】
辻信一
中村隆市

【農家ゲスト】
伊藤幸蔵(米沢郷グループ・山形県高畠町)
宇都宮俊文(無茶々園・愛媛県西予市)
富谷亜喜博(さんぶ野菜ネットワーク・千葉県山武市)
菅野芳秀(レインボープラン・山形県長井市) 他

◎種まきステージ・土 10:45-12:30 小音楽堂
あの有機農業のカリスマ、金子美登さんの基調講演と全国の新規就農者&後継者のリアルが聞ける貴重なセミナー!有機農業に興味ある人、必見。
土と平和の有機農業セミナー
【主催】NPO法人全国有機農業推進協議会
【はじめに】藤本八恵(種まき大作戦実行委員長)
【基調講演】金子美登(NPO法人全国有機農業推進協議会理事長/霜里農場・埼玉)
【パネラー】富樫一仁(NPO法人秀明自然農法ネットワーク・北海道)/武田泰斗(花咲農園・秋
田)/小野寺紀允(庄内協同ファーム・山形)/千葉康伸(土佐自然塾・神奈川)/佐藤真吾(財団法人自然農法国際開発センター・千葉)/関徹(いなほ新潟・新潟)/松尾康憲(長崎有機農業研究会・長崎)
【司会】戎谷徹也(大地を守る会理事)
【おわりに】加藤登紀子(種まき大作戦代表世話人)
★14:30頃~ 有機農業ナンデモ相談会

◎種まきステージ・平和  にれのき広場特設ステージ
10:00-10:20<ライブ> キヨシ&音楽市場

10:30-11:10<トーク>
エコビレッジ&トランジッションタウンヘ
ようこそ!~サヨウナラ石油時代~
【ゲスト】古橋道代(木の花ファミリー)/吉田俊郎(トランジッション
葉山)/小野加瑞輝(ミレニアムシティー)/今井雅晴(富士エコパー
クビレッジ)/杵塚歩(わこうど結ネット)【 MC】kco(フリーライター)

11:30-11:50<ライブ> まや

12:00-12:40<トーク>
スローマザーカフェ< I > 子育て編
~子供を育てる。未来を育む。~

13:00-13:20<ライブ> 夏”【ナヅ】

13:30-14:10<トーク>
スローマザーカフェ<II> 教育編
~学校だけじゃない!いろんな育ち方があっていい!~

14:30-14:50<ライブ> 平魚泳

15:00-15:40<トーク>
暮らしの種まきトーク
~住む、使う、暮らす、守る~
【MC】 吉本多香美(女優/六カ所あしたの森)
【ゲスト】 鎌仲ひとみ(映画監督)/藤村靖之(非電
化工房)/田中優(未来バンク)/相根昭典(天然住宅)

◎種まきファーマーズマーケット 10:00-16:00 噴水広場~にれのき広場
暗い夜を越えて全国より生産者が集結!
日本最大級の環境持続型農業&農的暮らしのマルシェ。

【問い合わせ】 種まき大作戦実行委員会 事務局 seed@tanemaki.jp

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


主催者で歌手のYaeさんは、同じく歌手の加藤登紀子さん(「紅の豚」とか)のお嬢さんのようです。

加藤登紀子さんと言えば、千葉の鴨川で「脱お金、脱GNP、脱エネルギー、脱競争」を掲げて、農的暮らしを実践している『鴨川自然王国』の主宰者でもあります。

鴨川自然王国ホームページhttp://www.k-sizenohkoku.com/index_top.html

僕らの生きている今という時代は、明治維新から始まった「近代化」という流れの中にあって、まさにその流れがひとつのピークをむかえようとしています。
あるいはもうとっくにピークは終わり、収縮に向かっているとも言えるのかもしれませんが。

「近代化」「グローバリゼーション」の波は、世界中の国々から「農的暮らし」を奪って突き進み、自給自足のライフスタイルを、依存型の生活へ、悪く言えば「支配者」と「労働者」との2分構造へと変えてゆきました。

僕らは「便利さ」を手に入れたのと引き換えに「お金(仕事)」や「エネルギー」や「薬」など、あらゆるものの依存症にかかってしまったのです。

まず「お金のしくみ」があって、世界がそのしくみのもとに動き出すようになると、お金をより多く持っているものが「権力者」となり、さらには「お金を作りだす権利を持っている者」こそが「支配者」となります。

つまり、それらの恐いところは、依存しきった僕らがそれらをコントロールされたとき、僕らの生活や行動までもがコントロールされてしまうところにあります。

僕たちは学校で「人生の目的とは、自分の特性を生かした職業に就き、豊かな暮らしと将来の安心のために、必要なお金を稼ぐこと」と、あたりまえに教わり、また「競争に打ち勝つこと」こそがそのための方法なのだとも教わりました。

だけどそれは、時代の精神の生み出す幻想に過ぎませんでした。
人はもともと何かの職業に就く必要なんてないし、人生は労働のためにあるわけではありません。

「天下の安泰は、農の安泰にあり」
の江戸時代。国民の8割以上は百姓でした。
それは職業としてではなく、「生きるために必要なものは、自分の手で生み出す」
というごくあたりまえの生き方でした。

生活の中心に「畑」を置いてみる。

たったそれだけで、輝かしい人類の未来は心に映し出されます。

WELCOME 農的暮らし!!


<参考映画>
・「ダーウィンの悪夢」http://video.google.com/videoplay?docid=-4091419295839720014#

グローバリゼーションとはなんぞや?何故遥か遠い国から運ばれてくる食材を格安で買えるのか?僕らが買っている「豊かさ」とは?

人類発祥の地、アフリカで1匹の魚を巡り繰り広げられるグローバリゼーションの陰の側面を描いたドキュメンタリー。
かつて「ダーウィンの箱庭」と呼ばれるほど多種多様な生き物が生息していたヴィクトリア湖に何者かの手によって、肉食の外来種「ナイルパーチ」が放たれたことで、湖の生態系は一変。街は輸出用のナイルパーチ産業に沸く。そのEUに続く第2の「お得意様」は日本。
(この作品は、現地の実情とのギャップを多く指摘されています。あくまでも参考としてご鑑賞下さい。)

<関連ブログ記事>
・注意!食べられません~お金の話しhttp://blog.goo.ne.jp/ura_sanpo/e/9753662ad3106702cc679b5d9045ccc4



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