たすくの空中散歩

千葉県我孫子「石臼と麦」店主、相澤たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

振り返り日記~8/29、さよなら東京、吉祥寺

2010年10月14日 19時28分56秒 | 一喜一憂

さて、時を遡ること引っ越し当日8/29にやってまいりました。

早め早めにやっていたはずの引っ越しの準備でしたが、この日を余裕で向かえることなどできるはずもなく、寝不足続きの日々の締めくくりに徹夜をするはめになってしまいました(+_+)

全ての荷物が積み上げられた六畳一間でぶっ倒れていると、お昼前には引っ越しの業者さんが来て、手際良くトラックへと運んでゆきました。

ガランとした部屋。東京に来てから6年間住んだ部屋です。

ブログに書いたことは無かったと思いますが、実は風呂なしアパートでした。もちろんトイレは共同。
アパートのすぐ横には中央線が走っていて、早朝から深夜まで電車の走る音と一緒に暮らしました。

でもそれを不快に思ったことはあんまりなくて、むしろ大好きな映画「ブルースブラザーズ」の主人公のアパート(すぐ横を3秒置きくらいに電車が通る)みたいで楽しかったです。

お風呂は最初は近くのスポーツジムと、休みの日は銭湯を使っていました。
だけど、ジムは休館日がやたらと多く、ライブが終わって帰ってくるころには閉館時間で、会費がもったいなかったので銭湯をメインで使うようになりました。

銭湯は駅からすぐの「よろず湯」と少し行ったところに「弁天湯」があって、うちに近い「よろず湯」をよく使っていました。
「弁天湯」は「FURO ROCK」と称して一流アーティストを呼んでライブをやったりして盛り上がっていますが、「よろず湯」は良くも悪くも落ち着いた雰囲気の昔ながらの銭湯。
番台のおばあちゃまは漫画にでも出てきそうな「THE銭湯のおばあちゃん」。
ちょっとした小話に心が和みます。

銭湯ではいろんな人との繋がりも生まれました。

中でも30年以上「よろず湯」を利用している、プロドラマーのIさんにはほんと~にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

そして今や大ブレイク中のカンカラ三線シンガー岡大介さんとの運命の出会いを果たしたのもこの「よろず湯」でした。そういえば尺八の神永くんと出逢ったのも銭湯の帰り道でした。

毎日毎日銭湯や漫画喫茶までお風呂に入りにいくのはとても不便だったけれど、その分いろんな楽しい思いもできたと思っています。

さて、お世話になったご近所の方々にご挨拶を済ませて、いよいよ旅立ちの時です。

つづく


コメント
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