僕も始めてみるまで知らなかったのですが、畑では大きく分けて春と秋が繁忙期、種まきシーズンになります。
いろんな事が初体験で、手探り状態、そんな楽しく忙しい9月の農作業を一挙振り返りまーす!
<9/1~3>
東京にいた頃に植えたキャベツの苗は、長い間放置していたために大分虫に食われてしまっていました。
毎日虫とりに行くが一向に減るようすが無い。一体どこからわいて出ているのか?まさかやつら、テレポーテーションの使い手か?
9/1撮影。中央奥のちょびっと木の生えているところが僕の畑のあるとこです。
父がにわとり小屋を作ってくれてます。
<9/4>
今日は神奈川の藤野にて、楽しみにしていた音楽イベント「こもりく」の日!送ってくれる石井たかしさんと早朝の池袋で待ち合わせ。
なので思い切って朝3時の真っ暗な畑にヨトウムシ(「夜盗虫」読んで字のごとく、夜の間に葉物野菜をレース状に食い荒らす!)のチェックにいってみる。が、見当たらず。街灯もない夜の道や畑は妖怪の時間でした。
石井さんは今回「モロッコタジン」のお店を出店。楽しくお手伝いさせてもらいました。
仕込み作業をのんびり手早く進める石井シェフ。
スパイスごっそり!
美味しいタジンができました!
イベントは昨年同様の~んびりゆる~りと進行。お昼から、夜中まで続きます。今年も盛りだくさん!
<9/5>
夜のうちに出発しようと車で仮眠をとり始めたら二人とも朝までぐっすり。
空いた道路を軽快に飛ばして東京に着きました。
僕はそのまま畑に直行!
引っ越してきてからはじめてゆっくり野菜の様子を観察してみれて、どこからともなく湧いて出ていた虫の原因をようやく解明!写真の中央。なんと芯の中に巣を作っていたのでした!
枯れ草でほじくり出して退治!これを機にみるみる虫は減っていくことになります。
マリーゴールドの種を採りました。しおれたつぼみをモミモミするだけ!来年は畑の一面に咲かせたいです。
<9/6~11>
早朝自宅から畑に向かう途中のまっすぐに延びた道にて御来光!
日の出を撮影したすぐ後、道の名前を示す標札が。その名も「日の出通り」でした。
日の出と一緒に起きるようになって、この時間が本来の人間の起きる時間なんだなーってことを改めて思います。
あらゆる生き物が一斉に目を覚まして活動をはじめる時間だから、そういうエネルギーに満ちている気がします。
電気が発明されて便利になったはずなんだけど、その分みんなで夜更かしして不健康になっちゃってるのはもったいない気がしました。
空の明るむ様は何度見てもドラマチックで感動的です。
稲刈りの終わった田んぼはシラサギの絶好のえさ場になります。
残念ながら猛暑にレタスと白菜の苗が負けてしまいました。再チャレンジ!
竹を切って育苗ポットを手造りしてみました。
竹はアルカリ性だそうです。さてうまく育ってくれますでしょうか?(9/8撮影)
8日は人参の種を撒きました。人参の種はこんな感じ。発芽が難しい部類です。
そして台風襲来!でも久しぶりの雨に一安心。
9日は(自作苗がだめだったため保険に)近くのホームセンターで白菜の苗を買ってきて植えました。
鳥小屋っぽくなってきました
芽が出ました!大切に育てるぞー!(9/11)
庭の片隅に紫蘇を植えてみました。(9/11)
<9/14>
同居人到着。今回のいろんなこと、引っ越しもそうだし、畑もそうだし、日々の生活もそうだし、相方さんの存在なくしてはありませんでした。ほんとにほんとに感謝してます。
夏野菜たっぷりカレー!野菜はみんなもらいもの!
<9/15>
かぶ、大根の種まき。野口のタネの特製無肥料「みやま小かぶ」と、無肥料「宮重総太大根」。楽しみー!
自宅の庭にはイシクラゲ(きくらげみたいなやつ)が発生していましたので、土壌活性化のためにクローバーを撒いてみました。
<9/18>
畑に春菊のタネを撒きました。
お隣の畑のOさんが、僕のキャベツを見て芽かきをしてくれました。
どうやら芯を喰われてしまったことで、たくさん脇芽がでてきてしまってキャベツがどこを伸ばしていいのかわからなくなってしまっていたようです。
この日から僕もどんどんわき芽をとってみて、今では立派に結球しているのはこの時のご指導のおかげ様なのです。
あと、畑のビニールハウスに置いておいたレタスと白菜の苗を自宅の庭で育てることにしました。
植物は人の足音を聞いて育つと言います。
水も太陽も大事だけど、愛情もね、とみんなが口を揃えて言います。
庭に移したとたん苗がみるみる元気になりました。
さて、明日(9/19)は、いよいよ稲刈りです!
(次回<稲刈り編>へ続く…)