大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

今夜は歯科界の神様と会食、臨床は長い経過を追う事で始めて見えてくる、素晴らしい言葉をいただきました。

2009年06月10日 | Weblog
今夜は、横浜の顎関節の治療の神様T先生と会食させていただきました。
学生時代から憧れていた先生で、歯科医に成り立ての頃専門雑誌に何度も顎関節の事で登場していて、当時の咬合学とは全く違う説をたった一人で唱えておられ、独自のスプリント療法で大変に有名な先生です。

元々のきっかけは歯チャンネル88の相談室掲示板で知り合ったM先生のご紹介で、M先生のお供で会食させていただいたのです。

T先生もM先生もインプラントは成されていないのですが、やはり今後の歯科界を考えると無視出来ない存在であり、それがどう生体に影響し顎の関節始め咬合へどう影響をして行くのか?強く関心を抱いておられました。

T先生曰く、咬合は変わり行くものである、臨床を40年以上追い続ける事で見えてくるものがある、と言われ、学び直す事が出来ました。

その中でも印象的であったのは、歯科医だけは患者さんと長い長い人生の経過の中で関わる事が出来る医療業種であり、素晴らしい存在である、と言う言葉でした。
咬合は変わり行く、その中その中で適切に関わる事で、患者さんを守る事が出来れば本望だ、と言う言葉には感動を覚えました。

お話の中で出て来る先生出て来る先生、綺羅星のような神様のお話で、ここで紹介できないのが実に残念ですが、勉強になるお話を沢山沢山聞かせていただけました。

そして結論として、私が安堵したのは、やはり総義歯を修得して置く事は、長期経過の中でインプラントにも非常に有効である、と言う確信でした。

T先生のお話で、持論に自信が持て裏付けをいただけた感じがします。

本当に感謝感激の夜でした。

これで良いのだ、と何か安心できた、バカボンのパパのよう台詞で締め括ります。

今日も出張オペで無痛低侵襲、抜歯即時植立インプラント手術です。

2009年06月10日 | 無痛快適インプラント治療の話
今日の出張オペも、いつものように患者さんに優しいインプラント手術をしていただきたいとのご依頼で、外でオペです。

最近は殆ど簡単に植立出出来る患者さんはいなくなってしまっています。
今ようやくインプラントにしようと重い腰を上げてくださっている患者さん達は、骨は痩せているし、歯があっても周囲が骨とか歯肉で問題を起こしている厳しい状況になってしまっている患者さんばかりです。

そう言う方々に対して、骨造成したり歯肉の条件を変える手術をしていたら、それまで曲がりなりにも入れ歯やブリッジ、歯があって隙間がなかったのに、隙間が存在してしまうことになりかねません。

それでは、インプラントにする気になったのに、と患者さんを嘆かせる事になってしまうでしょう。

それを避ける為に、1回の手術で綺麗な歯まで入れられるのが、私のやり方のオリジナルの方法です。

患者さんにとっては、歯があった所が何もなくなるのは相当ににショックな出来事でしょう。
それを回避できる事が、即時荷重の最大の強みです。

今日も非常に難しい状況であるのは歯科用CTで事前に撮影しているので、十分に把握しています。
それでも、私の治療計画、私の眼ではチャンとインプラント植立が出来て、周囲に骨を再生させ、その上に歯肉が乗って来るように処置を出来るのを知っている勉強仲間の先生が依頼してくれるのです。

それは患者さんの為でもあるのです。
私に依頼すれば通常3回以上の手術と成り、手術と手術の間で最低は3ヶ月以上待たないといけませんから、手術3回で半年以上掛かるのです。
それが、私にしていただければ3ヶ月弱、1回の手術で全て終了出来るのです。

1回きりの手術ですから、早く治るのは当たり前と言えば当たり前でしかありません。
だから、私はこれが正しい、と主張して広めようとしているのです。

しかし、はっきり申し上げて、この方法は物凄く難しいです。
インプラントをピンポイントで植立するしかないからです。
寸分違わず植立してくれ、と言う依頼で出張オペをさせていただいているのです。

正直、引き受ける方は胃が痛い仕事ですが、恩師故今間先生の言うように頼られたら嫌とは言えない性格なので、頑張りますか、と引き受けてしまうのです。

歯科用CT上で見える所にピンポイントで植立する事で成し遂げられる方法なので、私自身は誰でも出来るようにはならないだろうと、申し訳ないのですが断言しているのです。

簡単な手術しかしない所と、難しいのを引き受ける所、棲み分けが必要だろうと主張する所以です。

誰でもが出来るインプラントは幻想であると、正しく広め、専門家への依頼を正しくしてくれる時代が来る事を、私は提案します。

インプラント何か間違っている現状に

2009年06月10日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
インプラント業界は混迷を極めています。

かつては即時荷重、今は無痛低侵襲。

本当の所、誰が何を出来ているのか?これでは全く分かりません。

何故こんな状況になってしまったのでしょう。


答えはお金です。

殆どの歯科医が最近になってインプラント始めてて、昔からやり続けて来た者とは違う者が、自費になるからインプラントと言う考えで参入しているのです。

しかも混迷を極めるのは、昔からしている者が、旧態然とした治療しか出来ず、相変わらずなのが拍車を掛けています。


新しいのは怪しい、古いのは古臭くて仕方がない、となっては患者さんは迷うばかりでしょう。


そしてネットが繁栄し、実体が伴わなくても、宣伝で患者さん集めが可能になり、今が正に滅茶苦茶な状況です。


宣伝文句ばかりが踊る所には、実体がありません。

プロと書いてて、全く知識がない者すらいます。

インプラントするならこれは知らないとまずいでしょ、と言う事すら知らないで、即時荷重だ無痛低侵襲だでネットに出しています。

そのサイト開けても、中身がないサイトが如何に多い事か。


まず何より業界自身が身を正す事が重要です。

まやかし、商売だけに走るのは止めませんか。

見苦しい業界の実体、患者さんは気が付いてますよ。
インプラントは金儲け、と言う誤ったイメージは、混乱している業界のある意味本当の一面でしょう。

もっと真っ当なインプラントを正しく広めましょう。

サイナスに落としておいて、そのままで良いなんてのは言語道断です!

患者さんに責任を持ちなさい!