大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

どうしてもすぐに歯が欲しいんです!インプラント患者さんの一番多い悩みはこれです。

2009年06月16日 | 即時MI審美インプラント治療の話
インプラントが一般的になって、何処で治療受けたら良いのか患者さんは迷われて、ネット内でDRを探します。
その中でうちに来て下さる患者さんの、最大の望みはその日に綺麗に歯が入ってくれると言う事です。

特に審美的領域での治療の場合、インプラントした事が全く周囲に分からないようにして差し上げる手術をする事、審美的仮歯は勿論、あざが出たり、腫れたり痛んだりしない、何事もないように綺麗な歯がある事、これを求めて来られる患者さんが急増しています。

前歯のインプラント治療はとても難しい、歯茎と生えている歯とのバランス、綺麗な歯を再現するにはどうするべきか、が分かっていないと後々後悔する事になります。

インプラント手術をした事で、そこに何も入れられない状況にしてしまう事は現時点では大きな問題があるでしょう。

今日ご紹介する患者さんも、そう言う患者さんです。
他の先生からのご依頼で、私が抜歯同時植立の手術をさせていただきました。

この患者さんは若い女性で、神経が取られている差し歯の状況で、歯根が割れてしまって差し歯がとれブリッジにしたくない、と言う事でご紹介を受けました。
しかし、困難な事に歯茎が膿んでしまっていて、にきびのように膿が歯茎に穴が開いて出てしまっています。

ご依頼下さった先生は、多分唇側の骨が殆どないと思います、私では抜歯したら骨とか歯茎が喪失してしまって難しい治療に成るのでとお困りのようでした。
早速歯科用CTを撮影すると担当医の先生がご心配な通り、唇側の骨がありません。
現在ゴールデンルールとされている治療方法だと、間違いなくGBR骨造成、歯肉移植でのインプラント治療となると思われます。

この患者さんの状態は、私でも尻込みしたくなる状態で、大変に難しい状況と説明をしました。
その上で歯科用CTで可能性を探り、何とか出来るだろう、ピンポイントでインプラント植立すればと結論を出せ、お引き受けしました。

こう言う治療の場合歯肉のライン、隣の歯との美しい並びがとても重要になります。
支える骨がないし、膿んでいる為に元々隣の歯よりも下がってしまっていて難しい状態です。

抜歯同時で病巣を取り、残存骨の状態でインプラントをピンポイントで植立します。
その上で、骨を元に戻す治療をして、歯肉が上がるような治療を施します。

これだけ難しかったので、即時荷重までは出来ませんでしたので、隣の歯に接着剤でくっ付けて歯を綺麗に修復しました。
見た目上は全く分からない状態まで、歯茎骨がある状態にしてインプラントも植立は歯科用CTでも完璧でした。

その後の治り方もとても良く、痛まないし、腫れないしとても綺麗な仮歯でしたので感謝感激されていました。

治療、手術したからと言って、審美、快適な治癒期間を与えられない治療は、通じない時代なのでしょう。
これからも、こう言う難しい治療にお応え出来るように頑張ります。