
私の好きな花ベスト5に入る「ヤマシャクヤク」が咲いた。残念ながらフィールドで撮影したものではない。数年前、農協のグリーンセンターで販売されており買い求めた。3年ほど前に2個の花を付け、今年は茎の数も増え6個ほど花をつけた。トキの島で営林署の仕事をしていた親戚の人が、山で咲いているのを見たと言っていた。群馬県近辺の山でこの花を見ることができるのだろうか。一度自生している姿を見てみたい。どなたか教えてくれませんか?(無理ですよね!)
「ヤマシャクヤク」はボタン科の多年草。キンポウゲ科のボタン属として扱われることもあるという。芽が出る時には園芸種のシャクヤクとそっくりに見えるのでボタン科とした。山で咲くシャクヤクだからこの名が付いた。白くフックラとした花弁は5枚が多く、6-7枚もあるという。図鑑によるとベニバナのタイプもあるというが、北日本に自生するものの数は少ないそうだ。
秋に付く果実は袋果(豆のようなもの)で、割れ目から赤い小さな種子と黒青色の成熟した種子。花の清楚な姿に対し、種は派手な色をしている。