啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「フジ」「クサフジ」「カラスノエンドウ」

2011-05-09 10:57:03 | 山野草

立夏を二日ほど過ぎた。私が初夏への季節の変化を感じるのが“登山道などに、紫色のフジの花が落ちている時”。山歩きの服装をそろそろ夏仕様に変えよう。

「フジ」は図鑑調に紹介すれば“マメ科のつる性落葉木本”。山中で木に絡まって伸びるヤマフジ、公園で人気の藤棚、家庭の庭でも栽培されている。この写真は高崎自然歩道の金井澤の碑から根小屋城址方面に登りかけたところ。林の中のあちこちに、紫の花の塊が目立っている。私の場合、フジのトンネルや大規模な藤棚などは余り好まない。ヤマフジが咲くだけでよい。

フジは昔、飢饉の時に根を食べたという。若芽は和え物や炒め物にする。花は天ぷらにしたり、塩漬けにして花茶などにするという。どれもメジャーではないようだが・・・。

は「クサフジ」。マメ科ソラマメ属の多年草。写真に撮ったのは初めてだが、よく見ると今まで何回も見ており、余り何も感じなかったお花。花がフジに似ていることから名が付いている。結構派手な草である。

は「カラスノエンドウ」。これもマメ科ソラマメ属。どこで撮ったか忘れてしまったが、道や田畑のクロ、草地などあちこちで見る。子供の頃、グリーンの実の両端を切り草笛を鳴らしたことを記憶している。
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