啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

赤城山「地蔵岳」

2011-05-30 08:57:45 | 低山歩き

18日、何の予定も無く、天気も快晴。こんな時にフラッと行くのは赤城山。天気予報を見ると、その日を逃すとしばらく歩けない。“地蔵にするか荒山か”を決めないまま自宅を出たのは午前10時をかなり回っていた。“山を歩きたい”という欲望?をどんな時でも優しく包み込んで迎えてくれるのが赤城山だ。

「地蔵岳」(1674メートル)は赤城山系の中核を占める山の一つ。標高は高いが千数百メートルまでは車で行くので、地元の山ガイド本でもファミリー向けのコース。ただし、コースによっては露岩がゴツゴツした急坂もあり、それなりの注意が必要。市街地から見ると赤城山系の中央にあり、何本かの電波塔が立っているのが地蔵岳。2回目となる今回も新坂峠からスタート。

赤城は“フリーになったら行こう”と決めていたところ。地蔵には昨年の初夏に始めて登った。覚えているのが頂上からの広い展望と後から追いかけるように上がってきた小学生の軍団。支度をして歩き出そうとすると、何だか騒がしかった近くの広場で“エイエイオー”的な掛け声が・・。また、小学生と一緒だ!!

まだ、芽吹きが始まったばかり。登山道脇に紫の小さなスミレが咲いている程度で何も無い。小学生に追いつかれては大変とそれなりに急いだが30分足らずで山頂についてしまった。これなら3往復はできそう??山頂からは大展望が広がっていたが、小学生が着く前に降り始め“挨拶の連呼”を避け、大沼に下る道を選択。

露岩がゴツゴツした急な下り。登山道らしい。今度来るときはこの道をあがろう。下っていくとオオカメノキなど咲いていた。県道に合流すると平行して歩ける歩道があった。さすが赤城!!新坂峠まで3,40分ー舗装道路を歩くのかと思い滅入っていたが、素晴らしい遊歩道がほぼ全区間つながっており、ウグイスやキツツキのドラミングなど聞きながら歩いた。
コメント
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