ちょっとした心遣い

いつもよそのお店で買い物や食事をしたりしたような
何でもない時
とても勉強になることがあります。

そしてまた、日々、お客様から教えていただくことも多々あります。

ちょっとした言葉の掛け方、気づかい・・
お客様商売をしているといつも気をつけていないといけないことです。



今日もある出来事で自分自身を反省することに・・・

店の隣は少し前に引っ越され、今は空き地になっています。
今日、お店に出勤してくると
何やら重機が入っていて工事っぽい・・。

そのうちに、地質調査？でもしているのか、地面を深く掘っているような
すごい音が
当然お隣も何か建つのでしょうし
都会のことですから、工事が始まって当然だと思っています。

そうは思っていても、騒音がさすがに夕方近くまで
続くと、人間やっぱりだんだんいい人でいられなくなるものですね・・

電話がかかってきても、聞こえにくいし
この状態で着つけのお稽古してたらうるさくて耳障りだな～
お客様にゆったりして頂けないよね～
こんな気持ちが少しずつわき起こってくるものです。

がまんしきれなくなって、ついにグチ。
「ちょっと言っといてくれればいいのにね・・・」

どんなことでもお互い様と思いますが、言葉一つで人間関係はずいぶん
スムーズにいくように思います。

朝、工事の前に
『今日はこういう工事をしますので、少しうるさくしますが
よろしくお願いします』
と、一言声をかけてくれるだけでずいぶん気持の持ちようが違ったはず。


朝、建設会社の人でしょうか、スーツ姿の男性二人。
こんな工事をすることなど慣れになっているのでしょね。
もしかしたら、ご近所に赤ちゃんや病人がいるかもしれない・・
そんなことまで気がつかないのでしょう。

一言声をかけるということは、気がつく、思いやるという気持ち。



その立場にならないと気付かずにいることも多いもの・・
知らず知らず、誰かを、そしてお客様を不愉快にさせていることが
あるかもしれません・・


気をつけなければ・・・
お客様に何気なく言っている言葉さえ
言い方一つでずいぶん違います。

こんなことを考えていると怖くなってきました・・。
もし、失礼なこと、不愉快になるような応対をしていたら
どうか皆さん、お許しくださいませね