数ヶ月前にお預かりした、シミがひどかったお客様の大切な帯が
きれいになったので、先日、お納めしました。
お客様のお父様は、ここ板橋区にお住まいだった日本画家の佐藤太清氏です。
平成16年に亡くなられたのですが、昨年から生誕100年を記念して、全国で展覧会をなさっています。
その佐藤画伯が、ご自分の奥様のために描かれた帯をお預かりしました。
奥様はよく締められたのでしょう、夏帯でしたが、かなりシミが出て
完璧にきれいにするのは、少し厳しい状態でした。
白地なので、上から色をかけたりする方法もありましたが、
なるべくそのままの絵で残したいと思い
洗い張りをしシミをできる限り取り、仕立て直しをする事にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/fe/52c44933a50060d0b0b730d59c8cd9d3.jpg)
桔梗の帯
ひどいシミになっていたお太鼓の裏の部分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/71/fa625ee7a27a3e2421097ac29b055305.jpg)
前帯の部分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/c3/7987549909a18475781a206c60d35b0d.jpg)
こちらは、もう一本。あやめ?の刺繍の袋帯。
帯芯にも茶色のシミがあり、表にも響いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/78/87bbfd34cf22eb5480c7b5df17e67597.jpg)
小柄なお母様の寸法に合わせてありましたので、一見して帯が短く
今度は、そのお孫さんが締めたいとのご希望もあり
このままの寸法では、柄もきれいに出ないばかりか締めにくい状態でした。
今回は、帯芯も取替え、足し布をしたり裏地を新しくして
柄もちょうどいい場所に来るように、
こちらの桔梗の名古屋帯は、ハギを入れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8d/f24dc5ce4f5c44b75b7d90086fbc5e0b.jpg)
あやめの袋帯は、表地を繰り回して、裏地を新しくし
松葉仕立の名古屋帯に作り直しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/39/7c717e3cfc62f01175a52abb69f8431f.jpg)
お父様の描かれた作品として残したいと思いましたので、余計に手を加えずに仕上げました。
よく見れば、まだシミがあるのですが
締めていただけるような状態にはなったと思います。
お直しとしては、ずいぶん手をかけることになりましたが
思い入れや気持ちや、いろんなものが詰まっている大事にしたい着物や帯は、
こうして、生き返らせたいものです。
今日は、朝から店の仕事は二の次?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
ブログのお引越しに一生懸命になっていました。
無事に業者のほうに移っているように思うのですが![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
バナーの貼り付けやら・・・私にはものすごく苦手で悩ましいもの
もしも、おかしいようでしたら、お教えくださいませ。
それから、もともとのわきのお客様など
ブログ村には関係なく、ブログをご覧頂いてた皆様には、???の状態だと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
私がブログランキングに参加しているブログ村というところで、ちょっとしたゴタゴタがありまして・・・
皆様にはまったく関係のないことで
・・・今までどおり、よろしくお願いいたします。
そのブログ村のランキングがこちら
クリックしてくださると、私もまた頑張れます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
よろしくお願いします。
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きれいになったので、先日、お納めしました。
お客様のお父様は、ここ板橋区にお住まいだった日本画家の佐藤太清氏です。
平成16年に亡くなられたのですが、昨年から生誕100年を記念して、全国で展覧会をなさっています。
その佐藤画伯が、ご自分の奥様のために描かれた帯をお預かりしました。
奥様はよく締められたのでしょう、夏帯でしたが、かなりシミが出て
完璧にきれいにするのは、少し厳しい状態でした。
白地なので、上から色をかけたりする方法もありましたが、
なるべくそのままの絵で残したいと思い
洗い張りをしシミをできる限り取り、仕立て直しをする事にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/fe/52c44933a50060d0b0b730d59c8cd9d3.jpg)
桔梗の帯
ひどいシミになっていたお太鼓の裏の部分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/71/fa625ee7a27a3e2421097ac29b055305.jpg)
前帯の部分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/c3/7987549909a18475781a206c60d35b0d.jpg)
こちらは、もう一本。あやめ?の刺繍の袋帯。
帯芯にも茶色のシミがあり、表にも響いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/78/87bbfd34cf22eb5480c7b5df17e67597.jpg)
小柄なお母様の寸法に合わせてありましたので、一見して帯が短く
今度は、そのお孫さんが締めたいとのご希望もあり
このままの寸法では、柄もきれいに出ないばかりか締めにくい状態でした。
今回は、帯芯も取替え、足し布をしたり裏地を新しくして
柄もちょうどいい場所に来るように、
こちらの桔梗の名古屋帯は、ハギを入れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8d/f24dc5ce4f5c44b75b7d90086fbc5e0b.jpg)
あやめの袋帯は、表地を繰り回して、裏地を新しくし
松葉仕立の名古屋帯に作り直しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/39/7c717e3cfc62f01175a52abb69f8431f.jpg)
お父様の描かれた作品として残したいと思いましたので、余計に手を加えずに仕上げました。
よく見れば、まだシミがあるのですが
締めていただけるような状態にはなったと思います。
お直しとしては、ずいぶん手をかけることになりましたが
思い入れや気持ちや、いろんなものが詰まっている大事にしたい着物や帯は、
こうして、生き返らせたいものです。
今日は、朝から店の仕事は二の次?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
ブログのお引越しに一生懸命になっていました。
無事に業者のほうに移っているように思うのですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
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